2021

夏休み、さてどんな本を読もう?と迷っているのなら、この本がおすすめです。
小さなお話ですから、そんなにたくさんの時間がなくても読めます。短い7つのお話は、どれも親しみやすく読んでいるうちにイノシシ病院の「イノシシ先生」とお話ししたくなります。

自分で読んでもいいし、小さいお子さんには、おやすみ前に一話づつ読むにもぴったりです。もともと、読み聞かせのためお話としてつくられたもので、読んでいる大人が癒されると、大人にも人気のある作品です。

ほぼ各ページに挿絵がありますので、絵からも想像が膨らみます。コロナ禍が収束しない今、こんな病院の診察風景が、羨ましくさえ思えてきます。

2021年7月12日福島民友新聞で紹介されました。記事は以下でどうぞ。

くもとりやまのイノシシびょういん 

赤い車に乗った動物たち、みんな元気で笑顔がはじけています。
コロナ禍でこんな笑顔が羨ましいほどです。。。紙芝居を初めてご覧になる小さなお子さんでもきっと大喜びする展開、そして大人も思わず笑ってしまいます。みんな元気で過ごしましょう!

この紙芝居は1997年福祉施設に配布する目的で全国心身障害福祉財団の依頼で創作したもので、市販されるのは今回が初めてです。次の場面をワクワクしてみる12場面をどうぞお楽しみください。

読売新聞教育ネットワーク

「小自然で養われる直感」と題し、『ちっちゃな科学』(中公新書ラクレ)を紹介。かこさとしと福岡伸一氏との対談再録なども含み、ちっちゃいながら、副題に「好奇心がおおきくなる読書&教育論」とあるように、深く大きな科学への第一歩へと導く本です。記事は以下でどうぞ。

ちっちゃな科学

からすといえば、パンやさんを連想してくださる方がいらっしゃるかもしれませんが、からすの兄弟のお話『たろうがらす じろうがらす』(2021年復刊ドットコム)が出版されました。

1984年に「かこさとし七色のおはなしえほん」シリーズの「黒」をテーマにしたお話として刊行されたのが最初でした。羽根は黒いけれど、クチバシが水色とクリーム色の二羽の兄弟からすが主人公です。この一家が、いずみが森に住んでいるのかどうかは定かではありませんが、母さんからすが、おつかいにでかけている間に子どもたちのイタズラが過ぎてしまい、つらいめにあうことになります。

小さいお子さんならよくありそうな出来事が暖かく描かれています。どうぞお楽しみください。

あとがき

2019年2月に、当サイト編集室よりでご紹介しましたが、再度あとがきを掲載いたします。

(引用はじめ)
子どもは、知らないこと・未経験なものについて、興味を抱き、好奇心をつのらせます。近づいてのぞきこみ、さわってみたり、なめたり、つかんだりします。そうすることで、色々なことを知り、経験し、学び、認識し、考え、成長してゆくのです。

しかし、当然のことながら、時によると知らないために起きる失敗や危険や損傷が、起こることがあります。こうした不安からわが子を守ろうとしたり、手間ひまのかかることから抜けだそうとして、ついには子どもたちから未知のものに立ち向かう機会を奪い、意欲を失わせる「キョーアクムザンな人々」にならないよう念じながら、この作品をかきました。
1984年12月
(引用おわり)

以下に情報があります。

たろうがらす じろうがらす

『だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』(文春文庫)

2021年5月、文春文庫として出版された本書は、『遊びの四季』(1975年じゃこめてい出版、2018年復刊ドットコム)に新たに、かこによるエッセイ「越前武生という町のこと」、かこの旧友で美術史家の辻惟雄氏の解説、そしてかこによる挿絵や写真を加えて構成されています。

1975年に日本エッセイスト・クラブ文化賞並びに久留島武彦文化賞を受賞した本作は、溢れ出てくるような幼い日々の思い出を、かこさとしならではの視点で現在の私たちに、子どもとは、生きるとは、といったことを考えさせてくれる作品です。豊富な挿絵も魅力です。

以下で記事をどうぞ。

だるまちゃんの思い出 遊びの四季

『たっくんひろちゃん ちょうちょうとっきゅう』のベンチ

福井県越前市の室内広場「てんぐちゃん広場」に『たっくんひろちゃんのちょうちょうとっきゅう』(1987年偕成社)を模した、新幹線型のベンチが出来上がりました。木製ですが、運転席まであります。乗り心地をお試しください。
大人の方へのかこさとしメッセージもあります。

てんぐちゃん広場は、武生(たけふ)駅前でどなたでも無料で使えます。感染防止対策にご協力いただきながらご利用ください。
情報は以下の「てんぐちゃん広場だより」でどうぞ。

「てんぐちゃん広場」だより

『だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』刊行

『遊びの四季』(2018年復刊ドットコム)が文春文庫として、装丁新たに出版されます。

本作品は日本エッセイスト賞を受賞した『遊びの四季』(1975年じゃこめてい出版)に新たに加古のイラストと『日本伝承あそび読本』(1967年福音館書店・絶版)から写真の一部、本作の舞台となったふるさと福井県越前市に寄せたかこのエッセイ、さらに美術史家でかこがセツルメント活動をしていた時に一緒に活動した、美術史家の辻惟雄氏の解説を加えたものです。

じゃこめてい出版の故青木社長さんから、「お書きになりたいことを何でも好きなように書いてください」と言われた加古が、湧き出るように思い出す子ども時代の日々を正確な記憶と時に客観的な視点を織り交ぜ描き出した魅力ある文章です。

挿絵が非常に豊富で同時代を知る方には懐かしく、遠い日のことと思われる方々には、新しい視点で日本や子どもを見つめることができるような作品です。

『未来のだるまちゃんへ』(2016年文春文庫)同様、ご愛読いただけましたら、かこさとしがより身近に感じられることと思います。

だるまちゃんの思い出 遊びの四季

2021年5月5日 山形新聞 談話室で引用

子どもの日に寄せて、子どもの相撲遊びの色々を紹介しつつ、かこの著作から引用しています。記事は以下でお読みいただけます。

山形新聞 談話室

2021年5月7日 「こんな課外授業あったらいいな」で文庫紹介

朝読書にオススメの本として紹介されました。以下でどうぞ。

文春文庫

ママ深夜便「真夜中の絵本」コーナー

NHKラジオママ深夜便「真夜中の絵本」コーナーで『どろぼうがっこう』(1973年偕成社)を読んでいただきました。クマサカ校長先生とかわいい(?)生徒たちのお話をお楽しみください。2021年6月4日まで、以下の聴き逃しサービスでどうぞ。

どろぼうがっこう

 ママ深夜便 どろぼうがっこう

『どろぼうがっこう』については、「[愛され続ける日本の名作絵本16選]でも、『とこちゃんはどこ』(1970年福音館書店)、『とんぼのうんどうかい』(1972年偕成社)とともに、紹介されています。以下でどうぞ。

日本の名作16選

福井・市川(千葉)・藤沢(神奈川)・豊岡(兵庫)で開催

この夏の展示会予定をお知らせいたします。

全国巡回展、次の開催地は福井県福井市ふるさと文学館です。ほぼ同時期にほかの3会場でも企画展が開催されます。展示されるものは会場により全て異なります。お馴染みの本の中からどの場面が登場するかはお楽しみです。

また、各開催地にちなんだ展示を企画しておりますので、初めて展示される絵もあり、それぞれに見応えがあります。ご期待ください。

詳細、また秋以降の展示会については改めてご案内致します。

☆「かこさとしの世界展 だるまちゃんも からすのパンやさんも 大集合!」
2021年7月16日(金)〜9月20日(月) 福井県ふるさと文学館

夏の展示会

☆「かこさとし展ーこどもは みらいに いきるひとー」
2021年7月17日(土)〜9月20日(月) 千葉県 市川市文学ミュージアム(詳細は以下でどうぞ)

市川市文学ミュージアム

☆「かこさとし絵本展 in 豊岡 〜絵本から再発見! 豊岡の魅力〜
2021年7月17日(土)〜9月26日(日) 兵庫県 豊岡市立美術館-伊藤清永記念館-

かこさとし絵本展in豊岡“>豊岡

☆「夏!かこさとし作品展」
2021年8月7日(土)〜8月29日(日) 神奈川県 藤沢市民ギャラリー
情報は以下でどうぞ。

藤沢市民ギャラリー

夏!かこさとし作品展

*上記4会場の展示会については2021年7月2日発売MOE8月号でもニュースコーナーで紹介されています。

科学や乗り物展示会でも

また、以下の展示会でもかこ作品が登場します。
☆「おいでよ!絵本ミュージアム」(福岡アジア美術館)
2021年7月15日〜8月22日

絵本ミュージアム からすのパンやさん

☆福音館書店「かがくのとも」から生まれた展覧会
あけてみよう かがくのとびら展 (大阪・ひらかたパーク、イベントホールI
2021年7月17日(土)~8月29日(日) ※7月21日(水)・28日(水)は休館日。

「かがくのとも」からうまれた展覧会

☆「つながる・つながれ! のりものえほん展」 (東京・町田市民文学館ことばらんど)
2021年7月31日(土)〜10月3日(日)

『地下鉄のできるまで』(1987年福音館書店)から初公開の場面を含めて5枚の絵を展示しています。

町田 つながる・つながれ のりものえほん展