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特集:1950年代の幻灯:生活と運動の記録

『かこさとし童話集⑥生活のなかのおはなし〈その1〉』に収録されている「ぼくの母ちゃん」は川崎セツルメント(ボランティア)活動を始めた1950年代はじめの頃、勉強に来ていた子どもが書いた作文と加古が世話をしていた日曜日の遊びや絵を描く時間に子どもたちが描いたものをもとにして加古がつくりました。

戦争で父親を亡くした母子の様子が小学生の「ぼく」の視点で語られます。1953年には新聞にも掲載、大きな掛け図式の紙芝居にして子どもたちに見せたり、子どもたち自身が東大の五月祭で発表したりしていました。

後に加古が幻灯用の絵を描き、幻灯会社がそれをもとにフイルムに直に着色して販売され,その収入がセツルメント活動の資金に充てられました。

今回の上映会ではその幻灯をご覧いただきながら活動弁士による口演付きで上演します。解説は鷲谷花さんです。

日時:2024年8月18日(日)13:30〜15:30
会場: みらい大明(豊島区池袋3ー3ー8)スタジオ
定員:30名(事前申込・先着順)
対象:小学生以上
料金:無料
詳しくは以下をどうぞ。

幻灯上演会(豊島区)8月18日

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  • 2024年8月18日(日)13:30〜15:30「懐かしの幻灯上映会」で『ぼくのかあちゃん』