2025年7月20日 福井新聞・日曜エッセイ【時の風】「加古里子をめぐる人々4」鈴木愛一郎
投稿日時 2025/07/20
「20世紀」という運命を生きた物理学者

シリーズでお読みいただいている福井新聞・日曜エッセイ【時の風】の執筆者は伝記『かこさとし〜遊びと絵本で子どもに未来を〜』(あかね書房)の著者、鈴木愛一郎です。
かこさとしが「私淑していた」と語ったインフェルトという人物はいったいどういう人だったのでしょうか。
かこさとしがそう語った理由をアインシュタインと親しかったインフェルトの生涯と合わせて考えます。
戦後80年の夏、私たちは改めて戦争のもたらした大きな影を知ることになります。

これは日本語にも翻訳されたアインシュタインとの共著「物理学はいかに創られたか」(岩波書店)の英語版の表紙です。
左がアインシュタイン博士、右がインフェルト博士です。

エッセイの中で名前が出てくるボーア。その業績は『なかよしいじわる 元素の学校と周期表』に詳しい。