お知らせ

かこさとし生誕100周年に向けて展示や様々なイベントを開催している越前市絵本館で、紙芝居のイベントが開催されました。

2026年春に全国紙芝居まつりプレ大会、翌2027年に本大会が越前市で開催されることもあり、今回の催しとなりました。

かこさとしは20代の頃から紙芝居について研究し、自作の紙芝居をセツルメント(ボランティア)活動の中でこどもたちに見せたり、一緒に作ったりしていました。その数は現存するだけでも50作以上、脚本のみのものもあります。また絵のみが残っていて脚本が裏に書いていないものもあります。

上の写真は、『かこさとしと紙芝居 創作の原点』(2021年童心社)。本書は手描き紙芝居のほか、出版されたり、福祉財団によって施設に寄贈された作品などほとんどの作品(150点余り)を紹介、加古自身による紙芝居の歴史解説など豊富な情報が盛り込まれていて、かこさとしの原点を知ることができます。

本書作成のため、加古の古い紙芝居を整理しているうちに『くらげのパポちゃん』(2025年講談社 )原稿発見につながりました。

2025年絵本館紙芝居イベント 福井テレビ

『かこさとしと紙芝居』リストの47に「くらげのパポちゃん」