第14回越前市紙芝居コンテスト作品募集 2025年10月31日まで
2012年かこさとしのふるさと越前市武生(たけふ)公会堂で開催された「かこさとし ふるさとから広がる絵本の世界」展をきっかけに始まった紙芝居コンテストは、今年で第14回を数えます。
当初の審査と講評はかこさとしでした。
来年、再来年は越前市で紙芝居の全国プレ大会、大会が開催されるなどますます盛り上がっている越前市の紙芝居です。プロ・アマ問わず全国からの応募をお待ちしております。

2012年かこさとしのふるさと越前市武生(たけふ)公会堂で開催された「かこさとし ふるさとから広がる絵本の世界」展をきっかけに始まった紙芝居コンテストは、今年で第14回を数えます。
当初の審査と講評はかこさとしでした。
来年、再来年は越前市で紙芝居の全国プレ大会、大会が開催されるなどますます盛り上がっている越前市の紙芝居です。プロ・アマ問わず全国からの応募をお待ちしております。
今年かこさとしは数えで100歳。
来年の満100歳に向けこの夏、かこの歩んできた100年、そして藤沢市の市政85年に加え終戦80年をかこ作品を通して振り返ります。
その先にはこれからの100年が平和であってほしいという願いと未来に向け私たちの思いを伝えていきたいという希望を込めています。
初公開となる『わたしのまちです みんなのまちです』(1987年/2017年復刊ドットコム)に描かれた太古の日本からベトナム戦争終結に至るまでの7枚が展示のリード役となります。
『秋』の原画や話題の最新刊『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)も初披露。
『わたしのまちです みんなのまちです』のあとがきは以下でどうぞ。
8月には市民ギャラリーでの展示も加わり2ヶ所での同時開催という贅沢な企画です。
市民ギャラリーの展示にあたっては日頃本に接している図書館の方々推薦、未来の子どもたちにも読んでほしいおすすめの本から展示の絵を選びました。
又100周年にあたり、かこさとし生まれ故郷の越前市と連携し、越前市ふるさと絵本館のご紹介コーナーも設けます。
この夏、かこさとし作品を存分にお楽しみいただきながら過去、現在、未来に思いを馳せていただけたら幸いです。
なお、本展示でご覧いただける絵は、6月3日〜23日に二子玉川蔦屋家電ギャラリーにて展示のものとは異なります。
詳しくは以下でどうぞ。
40年ぶりに新版として登場し注目いただいている『かこさとし 新・絵でみる化学の世界』(講談社)5巻シリーズの出版とかこさとし生誕100年を迎えるお祝いとして、科学絵本の複製原画を12枚展示いたします。
『新・絵でみる化学の世界』シリーズから8枚(うち4枚は初公開)、それに加えて『地下鉄のできるまで』(福音館書店)、『ピラミッド』(偕成社)、『富士山大ばくはつ』(小峰書店)、『たべもののたび』(童心社)からそれぞれ1枚づつですが展示いたします。
まじかでじっくりご覧いただけます。
どうぞ、お楽しみください。
2025(令和7)年度の越前市かこさとしふるさと絵本館は、加古の生誕100周年記念の年として3期に分け企画展示を行います。
4月25日(金)から9月1日までは、この2月に刊行された『くらげのパポちゃん』(かこさとし・文、中島加名・絵)にちなみ加古が描いたクラゲの絵の数々を展示します。
科学絵本『クラゲのふしぎびっくりばなし』(小峰書店2000年)、『ほねはおれます くだけます』(童心社)、『あかですよ あおですよ』(福音館書店)に登場するクラゲは写実的なものからユーモラスなものまで多様です。
特に『あかですよ あおですよ』の原画と絵本の絵とは、部分的な違いがありますので、その違いを見比べるのも興味深いことでしょう。どうぞ絵本館にお出かけください。
絵本館(入館無料)では様々なイベントを開催しています。ぜひ絵本館インスタをご覧ください。
「戦後80年・幻の遺稿が絵本に」 と題して、2021年に出版された『秋』、そして2025年に刊行の『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)出版の経緯などについて、かこさとしの長女が語ります。かこさとしの思い出話もお聞きいただけるかと思います。
聴き逃し配信は5月16日午前5時までお聴きいただけます。以下でどうぞ。
2025年5月9日 ラジオ深夜便人生のみちしるべ 聴き逃し配信 鈴木万里
2025年5月5日にNHKラジオ第一で放送された特別番組「絵本で伝える平和への願い」を以下でお聴きになれます。
『くらげのパポちゃん』(2025年講談社 かこさとし・文)の絵を描いた中島加名による朗読とインタビューは残り27分56秒くらいから始まります。
NHKラジオ絵本で伝える平和への願い 5月5日 くらげのパポちゃん
2025年5月5日こどもの日の昼に、ぜひお子さんたちにも聞いていただきたい放送のご案内です。
『くもとり山のイノシシびょういん』(2021年福音館書店)や『かこさとし童話集』(2023・24年偕成社)の挿絵や、2025年2月に出版された『くらげのパポちゃん』(講談社)の絵を描いた中島加名が『くらげのパポちゃん』を朗読します。
放送後一週間は聴き逃し配信があります。
2024年新装版として出版された『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい』(講談社)5冊シリーズの中から、かこさとし生誕100年記念として5枚の絵を8階児童書売り場に展示しています。
目の前でじっくり細かい線や色あいをお楽しみいただけたら幸いです。
加古が『出版進行! 里山トロッコ列車~小湊鐵道沿線の旅~』(2016年偕成社)を出版したのには、いくつもの偶然が重なってのことでした。
2025年3月7日で開業100周年を迎えた小湊鐵道を祝う展示会が市原湖畔美術館で開催され、この本の原画18点と偶然を呼び寄せた1枚を含めて19枚をご覧いただけます。
視野が欠け、大きな絵を描くことができなかった90歳の加古が線をつなげるようにして描いた汽車の絵や背景。その時できる限りのことをした、と語っておりました。原画をぜひご覧ください。
2025年5月27日に毎日新聞にも展示会について掲載されました。
恐竜で有名な福井県ですが、加古のからくり人形が常設されている県立ふるさと文学館のプロローグゾーンで加古の没後7年記念として、恐竜など昔の地球とそこにいた生き物をテーマに、加古作品をご紹介しています。
上の3冊の共通点は、下の写真をご覧いただくとお分かりでしょう。カッコーはくしのような人物がそれぞれの物語の案内役として登場しているのです。
実はこの博士は加古がまだ絵本作家になる前につくった「つばくろ大先生」が原型です。童話集①に収録されていて、当時の挿絵もご覧いただけます。なんと、恐竜と一緒ではありませんか?!
ふるさと文学館は県立図書館内にありますので、ぜひ童話集ものぞいていただけたら嬉しいです。
開館10周年を迎えた福井県ふるさと文学館では4月26日(土)〜6月8日(日)まで「開館10周年記念コレクション展」が開催されます。ご期待ください。