セツルメント活動のシンボルマークと旗
投稿日時 2026/03/09
この旗に見覚えがある、という方がいらっしゃるかもしれません。
そうです。3月1日、川崎市幸区「三角ひろば」にたっていた旗です。これは1950年代の初め、セツルメント(ボランティア)活動を始めた加古が「自ら輝く星になれ」という願いを込めて作りました。
加古の説明は続きます。「1953年ごろより子ども会で使っていた旗」で「るり色がかった青竹色(マラカイトグリーン)」。マラカイトは孔雀石とも言われるようです。この石が出来上がるには銅と関係があり、銅につく緑青(ろくしょう)の色にも似ています。
筆者は幼い頃、加古から10円玉のサビ、この緑青について聞いたことがり、その時にお寺の屋根が青緑になっているも同じだと説明してもらいました。昔は毒だと思われていたそうですが、現在はそのようなことはないとされています。
加古は工学部で学んだので金属の化合物には詳しく、『かこさとし童話集⑤日本のむかしばなし〈その2〉』(偕成社)には「赤銅源作」というお話しがあります。
この昔話の重要な要素は、その昔、貴重であった銅発見にまつわる逸話と関わり、かこさとしらしいユニークな展開です。
さて、話を旗に戻しましょう。
加古はセツルメント活動で子どもたちをつれて東京大学の5月祭に参加したり、遠足をしたりしましたので、そんな活動の際にも集合の目印として使っていたのかもしれません。
加古が川崎を去って半世紀以上過ぎたのに、そのゆかりの地にセツルメントの旗がなびいているのを見たらどんなにか喜び懐かしんだことでしょう。
2026年3月1日、川崎市幸区三角ひろば(古市場第2公園)にはためくセツルメントの旗。
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