編集室より

『あおいめ くろいめ ちゃいろのめ』(1972年偕成社)は加古がまだ絵本作家としてデビューする前、川崎でセツルメント(ボランティア)活動をしていた時に作った作品です。

登場するのは、あおいめのめりーちゃん、くろいめのたろーちゃん、ちゃいろのめのばぶちゃん。みんな何をして遊ぼうかと考えて、それぞれ好きなものを提案しますが⋯

ご覧のように色紙を切り抜いて作った作品です。その経緯については是非以下をお読みいただけたらと思います。

『あおいめくろいめちゃいろのめ』 あとがき

その続編が40年余後に出版された『あおいめのめりーちゃんのおかいもの』(2014年偕成社)です。

めりーちゃんはお母さんとかいものに出かけます。今日は特別に買いたいものがあるのです。洋服屋さん,文房具屋さん八百屋さん、肉屋さん、色々なお店でかいものをして、家に帰って準備です。何の? それは読んでのお楽しみです。

ただいま藤沢市アートスペースでは下の絵の他、もう一枚を展示しています。
野菜の並んでいる台の部分はかこさとしのふるさと越前市の特産、越前和紙を使っています。会場でぜひじっくりご覧ください。