編集室より

だるまちゃん広場・「そらどくの森」のさくらの花びら型のウッドデッキと中央図書館の間をとおるルートは知的な好奇心を刺激される道です。

宇宙誕生から、生命誕生、人類の出現、そして現在までの150億年を6つのモニュメントを辿りながら想像していただけたら、現在の地球や私たちの存在を改めて見つめることになるのではないでしょうか。

かこさとしが「川」「海」「地球」「宇宙」といった科学絵本を通しお伝えしたかったことのごく僅かでも感じていただけたら幸いです。

下の写真はモニュメント2 [海の誕生と〈化学進化〉]で、「みんなの生命 くらしの化学」(1981年偕成社)の画像を使用しています。モニュメント裏面にも図があり地球の様子がわかります。

かこさとしに関しての最新刊『文藝別冊 KAWADE夢ムック かこさとし 人と地球の不思議とともに』(下の写真)には、地球科学・鎌田浩毅氏による[「大地変革時代」の子どもたちへ ]、生物地球化学・大河内直彦氏[地球という星を体感する]また、天文学・縣秀彦氏や海洋学・長沼毅氏ら専門家によるエッセイが掲載され、かこさとしが上記の科学絵本に込めた思いを読み解くガイドになっています。