お知らせ

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ともに1926年生まれ松居直さんとかこさとし。
加古が展覧会に出した1枚の絵のハガキがきっかけで福音館書店の名編集長松居さんと出会うこととなり、かこさとしの絵本への道が始まりました。

加古のデビュー作『だむのおじさんたち』、科学絵本『かわ』そして『だるまちゃんとてんぐちゃん』をはじめとする多くの絵本を出版、松居さんに励まされ2011年には長い時間がかかった『万里の長城』も刊行することができました。

二人の運命的な出会いによって誕生した数々の絵本は今も私たちに多くのことを伝え語りかけています。

短期間ですが、記念すべき絵本の表紙絵を展示いたします。どうぞお出かけください。

小松 空とこども絵本館 企画展

「公共交通にのって行こう!⑤福井鉄道福武線」

北陸新幹線が福井まで延伸して話題ですが、今から100年前、かこさとしが生まれる前の年に開業した福井鉄道福武線の旅、番組後半で越前市ふるさと絵本館をご紹介。以下でご覧ください。

福井テレビ 2024/8/18 越前市ふるさと絵本館

童話集第1巻が出版されたのは昨年9月末のことでした。それからこの春までに全10巻の出版が完結しました。

巻末に解説を書いてくださった野上暁さんが,かこさとし童話集に込められたメッセージを野上さんが紐解きます。聞き手は5年の歳月をかけて編集にあたられた偕成社千葉美香さん。ご参加をお待ちしています。

教文館 野上暁氏講演会

2024年8月25日まで

2024年6月5日川崎市政100周年を記念して、川崎市鹿島田の北野書店主催の鈴木万里講演会「かこさとし絵本の原点かわさき」が川崎市国際交流センターで開催されました。

それに先立ってオンライン対談第1回にご登場いただいた藤嶋昭先生のご挨拶と講演会に続いて行われた川崎市教育長・小田嶋満先生との対談を以下でご視聴いただけます。

夏休みの読書案内の一助になれば幸いです。

オンライン対談第16回夏休み特別版

特集:1950年代の幻灯:生活と運動の記録

『かこさとし童話集⑥生活のなかのおはなし〈その1〉』に収録されている「ぼくの母ちゃん」は川崎セツルメント(ボランティア)活動を始めた1950年代はじめの頃、勉強に来ていた子どもが書いた作文と加古が世話をしていた日曜日の遊びや絵を描く時間に子どもたちが描いたものをもとにして加古がつくりました。

戦争で父親を亡くした母子の様子が小学生の「ぼく」の視点で語られます。1953年には新聞にも掲載、大きな掛け図式の紙芝居にして子どもたちに見せたり、子どもたち自身が東大の五月祭で発表したりしていました。

後に加古が幻灯用の絵を描き、幻灯会社がそれをもとにフイルムに直に着色して販売され,その収入がセツルメント活動の資金に充てられました。

今回の上映会ではその幻灯をご覧いただきながら活動弁士による口演付きで上演します。解説は鷲谷花さんです。

日時:2024年8月18日(日)13:30〜15:30
会場: みらい大明(豊島区池袋3ー3ー8)スタジオ
定員:30名(事前申込・先着順)
対象:小学生以上
料金:無料
詳しくは以下をどうぞ。

幻灯上演会(豊島区)8月18日

8月4日(日)から13日(火)の10日間、こどもてんらん会が鎌倉芸術館で開催されます。
中学生以下は無料、もちろん大人の皆様も大歓迎です。

絵本と紙芝居に焦点をあてた展示で、紙芝居の実演もあります。

以下のチラシに登場する作品が展示される他、『からすのパンやさん』のパンが並んだ場面の下絵や1957年作、手描き紙芝居「おちていたてぶくろ」の全場面などがご覧いただけます。お見逃しなく!


鎌倉芸術館 こどもてんらん会

「大人の心に響く 絵本の魅力」と題し絵本を楽しむ大人の方々を取り上げる中、『からすのパンやさん』が登場します。是非ご覧ください。

放送予定
2024年7月26日(金)午後8:00〜8:44
再放送は8月1日(木)午後12:15〜12:59

大人の心に響く絵本

*軽井沢絵本の森美術館で開催中のかこさとし絵本への「まなざし」展(2024年10月14日まで)では、表紙を除く全場面の展示をしています。

だるまちゃんんシリーズ最後の3作品『だるまちゃんとかまどんちゃん』『だるまちゃんとはやたちゃん』『だるまちゃんとかまどんちゃん』や『だるまちゃんしんぶん』などの編集をしてくださった福音館書店の寺久保未園さんとの対談です。 

『だるまちゃんしんぶん』にまつわるお話や資料もお見せします。また『あさですよ よるですよ』や『あかですよ あおですよ』については加古の未発表作品についての情報も?!

以下からどうぞお申込みください。

オンライン対談第15回 福音館書店・寺久保未園さん

かこさとし絵本の原点 かわさき

川崎市は社会人となった加古が住み、およそ20年間セツルメント(ボランティア)活動を通じてこどもたちと過ごし、多くを教えてもらった思い出の地です。
その中心となったのが古市場第二公園とその近くに加古が借りていた小さな平家の建物でした。2024年4月にはそのことをしるすプレートが公園内に設置されました。

加古がこどもたちとどんなことをしていたのか、セツルメント活動に込めた思いとは何だったのかを鈴木万里がお話しいたします。また後半は、小田嶋教育長さんとともに加古のセツルメント活動と作品について振り返ります。

川崎市民の方々はもちろんのこと、かこさとしにご興味のある方にご参加いただけたら幸いです。
完全予約制(無料)です。
日時: 2024年6月5日(水)午後2:00〜3:30
場所:川崎市国際交流センター(元住吉駅徒歩10〜12分)
お申込み・お問い合わせ:北野書店(川崎市幸区 鹿島田 1−18−7)
             044-511-5491 info@kitanobook.co.jp
詳しくは以下でどうぞ。


2024年6月5日 講演 

タウンニュース 2024年5月31日 

2024年6月4日、東京新聞川崎版でも紹介されました。

一年後ですが、「いのちのたび博物館」で展示会が開催されます。早くも地元では告知のミニ展示が始まりましたのでお知らせいたします。

開催場所:北九州市立自然史・歴史博物館
タイトル:かこさとし×命のたび 博物館の絵本展 (仮称)
会期:2025(令和7)年3月15日(土)~5月6日(火)

会期など変更の場合もありますのでご了承ください。

上・下2枚の写真は北九州市立自然史・歴史博物館提供です。

『海』(1969年福音館書店)とともに展示しているのは、ホラガイ、ヤコウガイ 、スイジガイ、そして
『地球』(1975年福音館書店)と並ぶのは北九州市でとれた水晶だそうです。

2025年春の本展示会にご期待ください。