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2021年MOE3月号で紹介

越前市武生中央公園にある「まめちゃんえん」で人気の『あさですよ よるですよ』(1986年福音館書店)の絵が市民バスに描かれ運行開始です。越前市「服部ルート」で走るそうです。上の写真はそれに先駆け地元の服間小学校でお披露目をした時の様子です。

大きなバス全体に小さなまめちゃんたちがたくさん、遊んだり、お昼寝したりしています。

まめちゃんたちのように、世界中の誰もが、思い切り元気に活動して、ぐっすり眠って健やかな毎日を満喫できる日が早くくることを願っています。

絵本の最後にあるこの絵も、バスにありますよ。

越前市に出かけられるようになったら是非このバスを見つけてください。以下は越前市による情報です。

あさですよよるですよ バス

2021年2月3日発売MOE3月号[MOEニュース]でも紹介されています。

2021年の展示会

投稿日時 2021/01/01

2021年夏には全国巡回展のほか、各地で展示会が開催されます。

MOE2021年1月号でいち早くご案内しているように、
千葉県市川市文学ミュージアムで7月17日(土)〜9月20日(月)に「かこさとし展ーこどもはみらいにいきるひとー」が開催されます。『出発進行!里山トロッコ列車』の原画などをご覧いただける予定です。

他の会場の展示会については、順次、当公式サイトでご案内致します。ご期待ください。

2020年12月8日讀賣新聞朝刊【ゴロク】で引用されたのは、『未来のだるまちゃんへ』(2014年文藝春秋社)の中から、まだ化学会社に勤めながら執筆をしていた時代の心構えについてでした。

この本は加古が自分の遺言がわりに、伝えておきたいこと、生まれてから晩年に至るまでを自ら語りまとめていただいたものです。小学校高学年から読んでいただける内容です。文庫本には、ハードカバー版のあとがきと、加古自身による文庫本向けのあとがき、更には中川李枝子さんによる解説もついています。

戦争や様々な社会の荒波を迷いながら生きた90年、加古の言葉にはきっと何か皆様の心に響くものがあることと思います。

北海道大樹町 広報 No.632

北海道大樹町の広報で紹介されたのは『ほんはまっていますのぞんでいます』(2017年復刊ドットコム)。この本は1985年童心社より、かこさとし社会の本シリーズとして刊行されたものの復刊です。

そのあとがきで、かこは、子どもたちが大きくなるにつれだんだん本を読まなくなることにふれ、次のように続けています。

(引用はじめ)
一方、親や大人は、子供だけ本を読めと言うだけで、良書の普及や図書館の状況が文明国の中でとても恥ずかしい状態なのを改める努力が少ないように思います。なぜなのでしょうか
もうそろそろ私たちは、子どもも大人も、考え直す時が来ているように思います。
かこさとし
(引用おわり)

このあとがきは1985年の状況を示しているのですが、2020年も終わろうという現在はどのようになっているのでしょうか。

広報の記事は以下でどうぞ。

ほんはまっています のぞんでいます

1962年「こどものとも」シリーズの一冊として福音館書店から刊行された『かわ』は、その後単行本として半世紀以上も皆様にお読みいただいています。
そして2016年には『絵巻じたて ひろがるえほん かわ』が刊行されました。文字通り全場面が一枚の絵巻のようにつながり、言葉は裏面のモノクロで川だけが彩色されている絵に書かれているといった凝った作りになっています。

ご紹介記事は以下でどうぞ。

かわ

読書の種をまき続ける科学者 藤嶋昭さん

『太陽と光しょくばいものがたり』(2010年偕成社)の共著者、藤嶋昭先生が読書の大切さを語る記事で、先生が講演で必ず説明される『ピラミッド』(1990年偕成社)や『万里の長城』(2011年福音館書店)、『せかいあちこちちきゅうたんけん』(2005年農文協)が先生とともに写真におさまっています。

『せかいあちこちちきゅうたんけん』のアンデスの山々の絵は福井県越前市の屋内施設「てんぐちゃんひろば」(下)のボルダリングに使われていて、お子さんたちに大人気となっています。

「だるまちゃんかれんだー」初登場!

読売新聞で10月に紹介されたのが、今年初めて発売されたこの卓上タイプのカレンダー。左にはだるまちゃんがいますが、よーくみると右にも何か⋯てんぐちゃんが隠れています。だるまちゃんかてんぐちゃんが顔を出すと、もう一人は隠れてしまう、かくれんぼの仕掛けになっています。

ハガキ大で月毎にめくると、各月の行事について『かこさとしこどもの行事しぜんと生活』全12巻(2012年小峰書店)から選り抜いた解説が読めるのが特徴です。行事の詳しい由来や本来の意味がわかり生活の中で先人たちが得た知恵や思いを知ることができます。

おなじみの「からすのパンやさんファミリーカレンダー」も出番を待っています。『からすのパンやさん』の名場面やシリーズの美味しそうなものが並ぶ絵は毎年好評です。こちらも月ごとで、五人分の予定を書き込めるので掲示板のように使うことができます。ペットの予定を入れたり、ご自分一人で時間帯に分けて書き入れる方もいらっしゃいます。

なんと、この2種類のカレンダーをセットでプレゼント、というのが2020年12月3日発売のモエ2021年1月号です。来年が皆さまにとって良い年になりますように!

盛岡市民文化ホール

2020年9月27日の岩手日報でもご案内が報じられましたが、2020年12月12日より2021年1月31日まで、盛岡市民文化ホールにて「かこさとしの世界」展が開催されます。

本年2月末に東京都八王子市夢美術館での展示会がコロナ禍により開催中にやむなく中止となり、その後の巡回が中止となっておりましたが、盛岡にて全国巡回展が再開となります。

これまでと同様、開催地にちなんだ特別展示の絵があります。地域の歴史、文化に関係するもの、かこが中学生時代に愛読していた宮沢賢治の故郷でもあり、初出のものやこれから出版されるものもご紹介いたします。ご期待ください。

以下にご案内があります

岩手日報

モエ

めんこいテレビ

2020年秋 第167号

東京子ども図書館の季刊誌「こどもとしょかん」2020年秋167号の〈この人、この本〉コーナーで筆者の思い出の本を紹介させていただきました。
子どもモデルとして写真に登場した『日本伝承の遊び読本』(1967年福音館書店)とその平成版ともいえる『だるまちゃんと楽しむ日本のこどもの遊び読本』(2016年福音館書店)にまつわる裏話など、お読み頂けたら幸いです。