メディア情報
夏休み、さてどんな本を読もう?と迷っているのなら、この本がおすすめです。
小さなお話ですから、そんなにたくさんの時間がなくても読めます。短い7つのお話は、どれも親しみやすく読んでいるうちにイノシシ病院の「イノシシ先生」とお話ししたくなります。
自分で読んでもいいし、小さいお子さんには、おやすみ前に一話づつ読むにもぴったりです。もともと、読み聞かせのためお話としてつくられたもので、読んでいる大人が癒されると、大人にも人気のある作品です。
ほぼ各ページに挿絵がありますので、絵からも想像が膨らみます。コロナ禍が収束しない今、こんな病院の診察風景が、羨ましくさえ思えてきます。
2021年7月12日福島民友新聞で紹介されました。記事は以下でどうぞ。
くもとりやまのイノシシびょういん
読売新聞教育ネットワーク
「小自然で養われる直感」と題し、『ちっちゃな科学』(中公新書ラクレ)を紹介。かこさとしと福岡伸一氏との対談再録なども含み、ちっちゃいながら、副題に「好奇心がおおきくなる読書&教育論」とあるように、深く大きな科学への第一歩へと導く本です。記事は以下でどうぞ。
ちっちゃな科学
『みずとはなんじゃ?』(2018年小峰書店)
午前6時台『まいあさ!』落合恵子の絵本の時間で『みずとはなんじゃ?』がとりあげられます。
詳しくは以下、6月20日の項目をご覧ください。
6月20日 『みずとはなんじゃ?』
『だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』(文春文庫)
2021年5月、文春文庫として出版された本書は、『遊びの四季』(1975年じゃこめてい出版、2018年復刊ドットコム)に新たに、かこによるエッセイ「越前武生という町のこと」、かこの旧友で美術史家の辻惟雄氏の解説、そしてかこによる挿絵や写真を加えて構成されています。
1975年に日本エッセイスト・クラブ文化賞並びに久留島武彦文化賞を受賞した本作は、溢れ出てくるような幼い日々の思い出を、かこさとしならではの視点で現在の私たちに、子どもとは、生きるとは、といったことを考えさせてくれる作品です。豊富な挿絵も魅力です。
以下で記事をどうぞ。
だるまちゃんの思い出 遊びの四季
ママ深夜便「真夜中の絵本」コーナー
NHKラジオママ深夜便「真夜中の絵本」コーナーで『どろぼうがっこう』(1973年偕成社)を読んでいただきました。クマサカ校長先生とかわいい(?)生徒たちのお話をお楽しみください。2021年6月4日まで、以下の聴き逃しサービスでどうぞ。
どろぼうがっこう
ママ深夜便 どろぼうがっこう
『どろぼうがっこう』については、「[愛され続ける日本の名作絵本16選]でも、『とこちゃんはどこ』(1970年福音館書店)、『とんぼのうんどうかい』(1972年偕成社)とともに、紹介されています。以下でどうぞ。
日本の名作16選
『かこさとし 遊びと絵本で子どもの未来を』
2021年4月26日読売新聞、同9日 越前市広報「かこさとしさんの伝記が出版されました!」
伝記を読もう(24)
かこの生誕95周年にあたる2021年3月31日にあかね書房より刊行された『かこさとし 遊びと絵本で子どもの未来を』が4月26日読売新聞(東京)「本よみうり堂」で紹介されました。
小学生向けの「伝記を読もうシリーズ」として登場で、著者は鈴木愛一郎。小学生でも読めるわかりやすい文章でありながら、かこさとしの内面も綴られ大人でも読み応えのある一冊です。
また、各章にモノクロですが写真が入り、全てが初公開の貴重なものばかりです。
表紙の写真は初公開のもので巻末には資料ページとして、年表のほか、ゆかりのある方々との写真や本の紹介、絵本館についても記載があります。
(訂正とお詫び)
本書の141ページに記載の表紙写真のご提供をいただいた方のお名前が誤っておりましたので、以下のようにお詫びして訂正致します。
誤) 後藤淳司
正) 後藤敦司
以下で情報をどうぞ。
かこさとし 伝記
伝記を読もうシリーズ第4期のご紹介は以下です。
伝記を読もう
かこさとしの生まれ故郷、越前市の広報でも紹介されました。こちらでどうぞ。
越前市広報
2021年5月5日福井新聞 加古里子さん伝記発刊「子どもたちのため」生涯詳しく
2021年こどもの日には、かこさとしの生まれ故郷の福井新聞でも、「ふんだんなエピソードと共につづられている」と、詳しく紹介されました。
この5月2日で、かこさとしが亡くなって3年になりますが、そんなご紹介で始まる記事は、かこのデビュー作『だむのおじさんたち』(2007年復刊ドットコム)を取り上げています。当時は電力不足で、水力発電のためのダム建設が日本各地で行われていました。
ダム建設を測量から完成まで追う科学絵本ですが、ダムを作り上げる「おじさんたち」の働く姿、力と気持ちが背景の自然とともに描かれています。
動物や働く車も登場。古くて新しい1959年に出版されたこの本を是非手に取ってみてください。
下は、1959年、福音館書店「母の友」シリーズ絵本34として刊行された『こどものとも だむのおじさんたち』で、この後ハードカバーとなって出版されました。このシリーズは、絵本として初めて産経児童出版文化賞を受賞。「力強い絵本を」と題する裏表紙の解説は、当サイトの[編集室より]〈あとがきから〉のコーナーで2018年7月に掲載しています。
四国放送 16:00〜16:15
【ママパパ500人が選ぶ】3歳児におすすめの面白い絵本30選に『からすのパンやさん』(1973年偕成社)と『だるまちゃんとてんぐちゃん』(1967年福音館書店)がとりあげられています。
今週末、5月22日午後4時から15分間、四国放送ラジオで『だるまちゃんとてんぐちゃん』の読み聞かせがあります。地域の皆様、どうぞお楽しみください。
絵本30選に関しては以下でどうぞ。
だるまちゃんとてんぐちゃん・からすのパンやさん
こどもの日のある5月、各地の本屋さんでは、かこさとしフェアを開催しているところがあります。
『からすのパンやさん』シリーズを出版している偕成社さんからの小さなプレゼントが付いてきたり、東京・青山のクレヨンハウスさんでは複製画の展示もあります。
今年の新刊の『くもとりやまのイノシシびょういん』(福音館書店)や『うさぎのぱんやさんのいちにち』(復刊ドットコム』、『伝記を読もう かこさとし』(あかね書房)なども手にとってご覧いただけたら嬉しいです。
5月10日に出版される『だるまちゃんの思い出 遊びの四季』(文春文庫)や『たろうがらすじろうがらす』(復刊ドットコム)(25日発売)の予約もぜひどうぞ。
クレヨンハウス
2021年4月24日 日経新聞 読み継ぎたい絵本の名作10選
『からすのパンやさん』(1973年偕成社)は、日経新聞社による、読み継ぎたい絵本の名作10選の中に選ばれました。
何度読んでもあきない、いつ読んでも見入ってしまう、この絵本。大人になって読んでみると、違う発見があるかもしれません。お楽しみください。
記事は以下で。
日経 名作絵本10選
内閣官房水循環政策本部事務局よりこの度公表された「水循環」教材の手引き(小学校教員向けマニュアル)に参考資料として『かわ』(1962年福音館書店)と「『みずとはなんじゃ?』(2018年小峰書店)があげられています。
身近な水から始まり日本、地球規模での水の循環を絵本と通して知ることができる2冊の本、ぜひもう一度、手にとってご覧になってはいかがでしょうか。
青い表紙の『かわ』は絵巻じたてのひろがる絵本で、全場面がつながっていて伸ばすと7メートほどになります。表面は絵のみ、裏面は川のみが着色されたモノクロ画面に文がある、両面楽しめる仕掛けです。
マニュアルは以下でどうぞ。
水の教材