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聞いている人も話している人も幸せな気分になる、という読み聞かせを体験した中学生の感想から、絵本に込めたかこさとしの思いが伝わる、かごしまメルヘン館で開催中の展示会を紹介。

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2019年8月30日 読売新聞「かこさとしさん回顧展 鹿児島 複製原画など93点」

また、2019年8月30日読売新聞・鹿児島西部版朝刊にも「かこさとしさん回顧展 鹿児島 複製原画など93点」と題し、写真とともに会場の様子を伝える。
「だるまちゃん」シリーズや「からすのパンやさん」はじめ、科学絵本や鹿児島にちなんだ画もあり盛況。会期は9月16日まで。

8月28日にご来場者1万人となりました。以下でご覧ください。

メルヘン館

2019年9月3日の南日本新聞でも報じられました。
来週からは、お土産用のだるまちゃん、からすのおとうさん、おかあさんのフィギュアも登場する予定です。ご期待ください。

何事にも基礎が大切

「本とわたし」コーナー、東京理科大栄誉教授・藤嶋昭先生による推薦。先生が感銘を受け、年に70回もおこなうという小中学生むけの出前授業で必ず取り上げる『ピラミッド その歴史と科学』(1990年偕成社)で、基礎の大切さをを学んだと紹介。

研究者で「良い成果をあげるには幅広い教養と発想するセンスが必要」で、それを磨く簡単な方法は感動する良い本を読むこと、と話されています。

午後6:10〜ニュースザウルスふくい

8月28日(水)午後6時10分から NHK総合1 ニュースザウルスふくい内「ほったび」で、越前市ふるさと絵本館と武生中央公園が紹介される予定です。
全国版ではなく北陸エリアでの放映となり放送日程は変更される場合もあります。
 
越前市武生中央公園のランドマークといえば、越前市文化センターの壁画に描かれた「越前山歌」。越前市武生中央公園だるまちゃん広場から目の前にこの壁画を見ることができ、公園から見て右側の日野山、左側の村国山を借景にそれぞれの山にむかって行進する「だるまちゃん」と「だるまちゃん」シリーズに登場するキャラクターが描かれています。

 

2019年8月12日福井新聞 「福井モノ語り」で、この壁画が紹介されました。

当初、この壁画には2006年、合併により越前市が誕生した記念にかこさとしがこの公園に隣接する中央図書館に寄贈した絵画「未来への行進」(下)を考えていましたが、中央公園から見える日野山、村国山の位置関係を確認した、かこさとしがこの壁面の大きさと位置関係に合わせて2017年に描き下ろしました。

ふるさと絵本館の谷出館長は、「故郷を愛する加古さんらしい」「子どもの目線を大事にする心が詰まっている」と語ります。番組ではふるさと絵本館の様子も伝える予定です。北陸エリアの皆様、是非ご覧ください。

下は、絵本館で読み聞かせに使われている紙芝居と絵本の例。『6がつ6ちゃんはっはっは』(童心社)と『あかいありとくろいあり』(偕成社)

加古さん 郷土愛凝縮

福井にある、「もの」まつわる由緒を紹介する朝刊一面のコーナーで、越前市文化センターの壁画に描かれた「越前山歌」が紹介された。

越前市武生中央公園だるまちゃん広場から、目の前にこの壁画を見ることができる。公園から見て右側の日野山、左側の村国山を借景にそれぞれの山にむかって行進する「だるまちゃん」と「だるまちゃん」シリーズに登場するキャラクターが描かれ、中央公園のランドマーク的存在になっている。(上の写真は壁画と壁画の説明板・下は壁画左部分の原画)

当初、この壁画には2006年、合併により越前市が誕生した記念にかこさとしがこの公園に隣接する中央図書館に寄贈した絵画「未来への行進」(下)が候補になっていたが、中央公園から見える日野山、村国山の位置関係を確認した、かこさとしがこの壁面の大きさと位置関係に合わせて「越前山歌」を描き下ろした。

ふるさと絵本館の谷出館長は、「故郷を愛する加古さんらしい」「子どもの目線を大事にする心が詰まっている」語る。

下の写真:「越前山歌」の絵は『だるまちゃんと楽しむ 日本の子どものあそび読本』(2016年福音館書店)の見返しにも使われている。

『かこさとしの世界 〜「だるまちゃん」「からすのパンやさん」から科学絵本、遊びの本まで〜』

鹿児島でも展示会が始まります。

「だるまちゃん」や『からすのパンやさん』シリーズの他に『どろぼうがっこう』全場面を展示、行事絵本の季節感あふれる表紙も魅力的です。また、『伝承遊び考』の手描き資料や鹿児島ならでは展示もあり、見所満載です。

「からすのパンやさん」フィギュアと一緒に写真を撮れるコーナーや変身衣装もありお楽しみ下さい。詳しくは末尾のURL で。

開会式と展示の様子がNHKローカルニュースおよびMBC南日本放送で放映されました。以下でご覧下さい。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20190712/5050007248.html

https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019071200037005

https://www.k-kb.or.jp/kinmeru/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E/2572/

『科学者の目』が新版となって7月12日に刊行されます。
1974年に発行されたハードカバーを底本に、かこさとしによるイラストを大きく、巻末の科学・技術史略年表、あとがきを新たにしての出版です。

応用化学が専門であった工学博士、技術士(化学)のかこさとしが、自らの科学者としての目で鋭く見つめ、人間としても興味を抱いた古今東西の科学者を独自の視点で紹介します。
小学生から大人まで、誰が読んでも発見と驚き、感動を覚える41人の物語を是非お読み下さい。

「真の科学者とはどうあるべきか」帯に書かれている言葉ですが、かこさとしのまえがきには次のようにあります。
(引用はじめ)
古来からすぐれた科学者たちは、めぐまれない人びとのため、科学の力が役立つようさまざまな苦心をし、努力をかたむけてきました。それを知ってほしいと思って書いたのがこの本です。真の科学者とはどういう態度でなければいけないかを知り、科学をおそれたり毛ぎらいするのではなく、私たちのものとして使いこなすようにしてほしいと願って、この本をまとめました。
(引用おわり)

『新版 科学書の目』を復刊 文化通信社

https://www.bunkanews.jp/article/206174/

2019年10月18日発行「図書館教育ニュース」第1511号〈かがくの本っておもしろい!〉や、同年11月号「さぴあ」の本の紹介コーナで取り上げられました。

また、全国図書協議会選定図書になり、2019年11月1日号「学校図書館速報板」、「子どもと読書」2019年11-12月号、「子どもの本棚」2020年1月号に書評が掲載されました。