編集室より

シンボルマーク(その1)

投稿日時 2022/07/02

校章だったり市町村のマークだったりシンボルとなるマークは多種多様です。ご自分専用のマークを持っていらっしゃる方もあるでしょうし、家紋や紋章もその一つと言えるかもしれません。ロゴマークもたくさん目にします。

かこ作品ではシリーズに共通マークをつけているものがあります。
かこさとしからだのほんシリーズ(童心社)ではご覧のようなものです。

『からすのパンやさん』や『どろぼうがっこう』でおなじみのおはなしのほんシリーズ(偕成社)のマークも笑顔です。


「だるまちゃん」シリーズ(福音館書店)のシンボルアイコンはもちろん、だるまちゃん。

かこはシンボルマークを作るのが得意というか好きでした。
川崎セツルメントのマークは緑の地色に白い星一つで、「自ら輝く星になれ」という意味を込めています。社会人になってまもなくの頃に通っていたプーク人形劇団の一つ星のマークのことは2020年6月18日に当サイト掲載の「こぼれ話」でご紹介した通りです。

シンボルマークといえば、2013年越前市に開館した、かこさとしふるさと絵本館のシンボルマークもかこのデザインに他なりません。絵本館の建物を型どった中に笑顔がたくさん並んで、そういう場所であって欲しいというかこの願いが伝わってきます。

絵本館の展示「衣」は7月11日までで、展示替えのため7月12日(火)から14(木)までは休館、「食」をテーマにした展示が7月15日(金)から始まります。