2021年5月10日『遊びの四季』が文春文庫で登場 山形新聞で引用、朝読書にも
『だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』刊行
『遊びの四季』(2018年復刊ドットコム)が文春文庫として、装丁新たに出版されます。
本作品は日本エッセイスト賞を受賞した『遊びの四季』(1975年じゃこめてい出版)に新たに加古のイラストと『日本伝承あそび読本』(1967年福音館書店・絶版)から写真の一部、本作の舞台となったふるさと福井県越前市に寄せたかこのエッセイ、さらに美術史家でかこがセツルメント活動をしていた時に一緒に活動した、美術史家の辻惟雄氏の解説を加えたものです。
じゃこめてい出版の故青木社長さんから、「お書きになりたいことを何でも好きなように書いてください」と言われた加古が、湧き出るように思い出す子ども時代の日々を正確な記憶と時に客観的な視点を織り交ぜ描き出した魅力ある文章です。
挿絵が非常に豊富で同時代を知る方には懐かしく、遠い日のことと思われる方々には、新しい視点で日本や子どもを見つめることができるような作品です。
『未来のだるまちゃんへ』(2016年文春文庫)同様、ご愛読いただけましたら、かこさとしがより身近に感じられることと思います。
2021年5月5日 山形新聞 談話室で引用
子どもの日に寄せて、子どもの相撲遊びの色々を紹介しつつ、かこの著作から引用しています。記事は以下でお読みいただけます。
2021年5月7日 「こんな課外授業あったらいいな」で文庫紹介
朝読書にオススメの本として紹介されました。以下でどうぞ。