お知らせ

お知らせ

今年出版50周年を迎えた『からすのパンやさん』を記念して3月31日より「からすのパンやさん」のホームページが開設されるそうです。

「ユウヤケ新聞」インタビューより

からすのお父さんが「ユウヤケしんぶん」のインタビューに答えて次のように語っています。

「かこ先生のお誕生日でもある3月31日から、ホームページを始めます。

毎週、お店でお馴染みのパンについて、思い出話などをご紹介します。最初は10個、それから少しづつ2か月くらいかけて84個のパン全部についてお話しする予定です。

全部のパンのご紹介ができたら、皆様にお気に入りのパンの投票をしていただき、これからのパン作りの参考にさせていただこうと思っています。もうすぐ、開設ですので楽しみにお待ちください。」

どんなお話が聞けるかワクワクしますね。

水ぬるむ季節、3月末から約3週間、福井県越前市ふるさと絵本館では、『からすのパンやさん』や『どろぼうがっこう』などと同様、今年出版50周年を迎える『おたまじゃくしの101ちゃん』を展示致します。また『にんじんばたけのパピプペポー』も並びます。貴重な機会ですのでお出かけください。

なお、4月18日(火)は休館日、19・20日は展示替えのため臨時休館となり、次の展示は4月21日(金)から始まります。

ゲストの藤嶋昭先生(海外出張中)の帰国フライトに遅れが発生する見込みとなったため、開催を1日ずらし、4/2(日)の13:00からといたしたく、ご案内申し上げます。

直前の変更となり誠に申し訳ございません。すでにご登録の方は、改めてのご登録の必要はございませんので、開催日時になりましたらご参加をお願いいたします。

開催日変更に伴い、これからのお申し込みも可能です。ご参加をお待ちしております。

「科学者から見たかこさとしの科学絵本」

加古総合研究所では、4月からオンラインでのライブ対談(無料視聴)をシリーズでお届けする予定です。テーマは「編集者の目から見た加古作品」です。

第1回目は特別に「科学者から見たかこさとしの科学絵本」と題し、光触媒の発見者で『太陽と光しょくばい物語』の共著者でもあり、昨年『かこさとし 科学絵本の世界』を出版された科学者、藤嶋昭先生に登場いただきます。
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         記
第1回「科学者から見たかこさとしの科学絵本」藤嶋昭先生
2023年4月2日(日) 13:00〜13:40ごろ← 変更となりました。

お申し込みは以下からどうぞ。

オンライン対談 第1回

福井県越前市のふるさと絵本館で、絵本の中に登場する「遊」に焦点をあてた新しい展示が2023年1月20日から始まりました。

だるまちゃんシリーズや『ことばのべんきょう くまちゃんのいちにち』(福音館書店)、『あおいめ くろいめ ちゃいろのめ』(偕成社)『かぜのひのおはなし』『ゆきのひのおはなし』(小峰書店)などから四季折々、野外でのあそびを中心に一緒に遊びたくなる楽しい絵が数多く並びます

加古がふるさと越前市で過ごした幼い日々の思い出を綴ったエッセイ『だるまちゃんの思い出 遊びの四季』の原稿コピーや寒いこの季節に子どもたちが遊ぶ手袋人形、加古が孫たちと遊びながら身近な材料で作ったものなどもご覧いただけます。どうぞお出かけください。

絵本館については以下に最新記事があります。

毎日新聞 絵本館

2022年12月に開設された北海道白老町の施設で2023年に出版50周年の『からすのパンやさん』(偕成社)のあのパンがズラリとならん場面が立体で再現されて展示されています。絵本ももちろん読めます!
お近くにお出かけの際は是非どうぞ。
詳しくは以下です。

「ようこそ絵本のまちへ」展

『よあけ ゆうやけ にじやオーロラ 太陽のはなし』

初日の出を楽しみにしていらっしゃる方もいらっしゃるでしょう。

毎日、日が昇り沈む。大人は疑問にも思いませんが、小さいお子さんたちの、どうして、なぜという疑問には、是非『よあけ ゆうやけ にじやオーロラ』(農文協)で、その説明をされてはいかがでしょうか。

まえがきには以下のような文章があります。
(引用はじめ)
こどもが「おひさま」とか「おてんとさん」とよぶように、いちばん したしい、だいじな てんたいです。 その たいようは、また うつくしい ふしぎな げんしょうを みせて くれます。

その なぞと、たいようの おおきなちからの かんけいを ちいさい どくしゃに つたえたいと かいたのが この ほんです。

さあ、おおきくてうつくしい、 そして すばらしい たいようの たんけんに でかけましょう。」
(引用おわり)

鳥取県のコンクールでは、幼児の部の課題図書に2022年秋に新装版として出版されたこの本が課題図書の一冊となっています。

鳥取県の小さいお子さん、是非、感想を絵(手紙)にして応募してください。詳しくは以下でどうぞ。

第41回コンクール 課題図書

福音館書店創立70周年記念―『こどもに聞かせる一日一話』刊行記念 鈴木万里×谷出千代子オンライントークイベント

2022年に創立70周年を迎えた福音館書店。かこのデビュー作『だむのおじさんたち』や『かわ『『海』『地球』『宇宙』などの科学絵本やおなじみの「だるまちゃん」シリーズを刊行している出版社です。

越前市のふるさと絵本館館長だった谷出千代子氏と、デビュー作の裏話に始まり、かこさとしの魅力に迫ります。

申し込み方法などは以下でどうぞ。

父を語る (3)

Bunkamura ザ・ミュージアム 大回顧展公式図録

2022年8月6日、毎日新聞にかこの自画像(本図録掲載)とともに掲載

いよいよ7月16日からBunkamuraザ・ミュージアムで始まる『かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと』の公式図録が平凡社から出版されます。会場のみならず全国の書店、ネットでも注文できます。

初公開の絵画作品や原画が多数出展される展示会ですので、図録掲載の絵もこれまでに出版物に掲載されたことのないものがほとんどです。ハガキよりも小さな挿絵から人の背丈ほどもある図譜の下絵など様々です。ただし、手描き紙芝居に関しては紙面の都合上、割愛していますので『かこさとしと紙芝居 創作の原点』(2021年童心社・下)をご覧ください。

カバー表紙は2013年、裏表紙は2012年に描かれたものです。カバーをはずすと、あっと驚くようなモノクロの絵が登場し、かこのユーモアを味わっていただけます。前や後の見返しにも仕掛けのある絵が使われていますので手に取ってからのお楽しみ。

前扉には、小さいながら微笑むかこの自画像。
かこさとしの言葉あり、裏話、作品解説に加え、かこの生きた時代を知る手がかりとなるコラムありのバラエティ豊かな内容です。

著者はかこさとし、鈴木万里、鈴木愛一郎。