絵本館情報

新型ウイルスの影響で展示会の中止、臨時休館などの可能性がありますが、4月以降の展示会の予定をお知らせいたします。

2020年4月11日(土)〜10月4日 (日)有島記念館(北海道・ニセコ町)【4月18日〜6月1日まで臨時休館】
以下でどうぞ

有島記念館

松坂屋美術館(愛知県・名古屋市) 「かこさとしの世界」展(全国巡回展)は中止させていただきます。
詳細は以下でお伝えしております。

松坂屋美術館

かこさとしの世界展

2020年5月12日(火)~8月31日(火)愛媛県県歴史文化博物館(愛媛県・西伊予市)
「かこさとし絵本展〜未来を生きる子どもたちへのメッセージ〜」
詳細は以下で。

絵本展

2020年12月12日(土)〜2021年1月 31日(日) 盛岡市民文化ホール(岩手県・盛岡市) 「かこさとしの世界」展(全国巡回展)
詳細は以下で。

盛岡(巡回展)

越前市・ふるさと絵本館休館2020年4月11日〜5月20日

例年ですと全国から特に大勢の皆様にお越しいただく時期ですが、残念ながら今般の状況から臨時休館の期間が延長になっております。5月21日から再開の予定です。一刻も早い収束のため、ご理解ご協力よろしくお願いいたします。

福井県越前市ふるさと絵本館よりお知らせです。

新型コロナウイルスの感染予防のため、2020年3月24日(火)まで高校生以下の皆様の入場をご遠慮いただいております。

また、現在のところ、各種イベントを延期・中止いたしております。
ご不便をお掛けしますが、ご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。

2019年11月14日から越前市ふるさと絵本館で、2020年3月まで

越前市ふるさと絵本館では、2019年11月14日より展示替えをして『むしばミュータンスのぼうけん』(1976年童心社)をご覧いただけます。本作は40年以上前の作品ですが、現在でも多くのお子さんたちが手に取り、「きょうあく むざんのむしばミュータンス」の誘いに乗ってはいけないと、歯磨きをしてくださっているようです。

歯磨きをしようとは、一言もかいていないのに、「はみがきやめて むしばになろう」が ミュータンスの悪巧みであることを、すっかり見抜いてしまうこどもの力と、その力を信じたかこに軍配が上がっているようです。

一方で、虫歯から始まる〈口内崩壊〉という言葉も耳にしますが、これも大人の責任と言わざるを得ません。あとがきの絵(下)にあるように大人も子どもも一緒になってミュータンスをやっつけなければならないのです。そのお役に立てるようなびっくりの展示になっています。歯磨きが嫌いのお子さんには是非見ていただきたいものです。

絵本館は年末年始はお休みとなります。2019年11月1日オープンの武生駅前「てんぐちゃん広場」、絵本館近くの武生中央公園「だるまちゃん広場」も合わせてお楽しみください。

旅に行キティ 第74回: 日刊スポーツ

思い切り遊ぶならかこさとしの出身地、福井県越前市武生中央公園「だるまちゃん広場」です。「まるでテーマパーク」と紹介されているように、そこかしこに、絵本しかも「だるまちゃん」や「からすのパンやさん」だけでなく、大人も楽しめる科学絵本の仕掛けがあります。

歩いてすぐの絵本館では、かこさとしのほとんど全作品を手にとって読むことができますし、年に4回展示替えをし複製原画を丸ごと1冊分ご覧いただけます。

屋内広場「てんぐちゃん広場」が武生駅前にオープンし、万一の雨でも武生では遊ぶのに困ることがなくなりました。天候の心配をせずに是非越前市にお出かけ下さい。
記事は以下から。

越前市

福井県越前市武生駅前に「てんぐちゃん広場」がオープンしました。大人気の武生中央公園の「だるまちゃん広場」に続き、雨でも雪でも猛暑でも安心な屋内広場、完全バリアフリーな室内で、のびのび過ごせます。小さいお子さんだけでなく、年齢問わず、どなたでもゆっくり過ごすことができる場所です。朝9時半から夕方5時半まで、無料です。詳細は以下の福井新聞掲載広告「てんぐちゃん広場」をクリックしてご覧ください。

福井新聞掲載広告「でんぐちゃん広場」

福井テレビ

福井県てんぐちゃん広場

以下、2019年10月22日の「ふーぽ」にも紹介されています

てんぐ

また、2019年11月8日、読売新聞・福井にも「てんぐちゃん広場 越前市にオープン」と題して「だるまちゃんとてんぐちゃん」をテーマにしたすごろくで遊ぶこどもたちの写真とともに記事が掲載されました。

2019年9月5日〜11月10日

福井県越前市かこさとしふるさと絵本館では展示替えをして、この秋は『まさかりどんが さあたいへん』(小峰書店)の全場面をごらいただけます。なんと!本物の〝まさかり〟や〝よき〟も展示しています。

『まさかりどんが さあたいへん』のお話では、一体いくつの道具が登場するのでしょうか。職人さんの仕事場にはこういった道具がずらりと並んでいるものですが、なかなか直接目にすることはできません。この絵本でたくさんの種類の道具がそれぞれの役目をしていることを小さい方々にも楽しみながら知っていただければと思います。

(上・下の写真にある本の題名は、かこさとしの手書き文字です)

越前市は、伝統産業として打ち刃物の長い歴史があり、絵本館最寄りのJR武生駅には、打ち刃物で作られた巨大な龍が飾られていて初めてご覧になる方はきっと驚かれることでしょう。

現在では昔ながらの手法を活かしフランス料理をいただく時に使うナイフやステンレス製の包丁などもつくられ、世界中にその良さが知られています。また越前箪笥も有名で、こういった伝統工芸の技術を活用して絵本館にある椅子や外にある案内板などが作られています。

『まさかりどんが さあたいへん』のお話を楽しみながら、物を作ること、そのために必要な道具を作ること、先人から受け継いできた技術や伝統にも触れていただける秋のお出かけはいかがでしょうか。

2018年8月9日当サイト「作品によせて」コーナーであとがきをご紹介した科学絵本『たいふう』(1967年福音館書店)は半世紀以上も前の古い作品であるにもかかわらず、展示を望む声が強くよせられました。それにお応えしていよいよ2019年6月27日(木)より、越前市ふるさと絵本館で展示が始まります。

表紙には、ちょっとクラシックな雰囲気の子どもと日本列島の地図に気象記号と台風の進路が記され、『かわ』に似た構成です。そして裏表紙には、著者に似たメガネの気象予報士を思われる人が台風の進路の解説をしている様子が描かれています。この本が出版された1969年は、39もの台風が発生した記録の残る年でもありました。

本作品に描かれている暮らしぶりは昭和の時代を感じさせるものですが、台風に備え向かう姿勢は今と何ら変わりがありません。かつて、台風一過の秋晴れを安堵で眺めた清々しさを最近感じられなくなってしまったのは、台風が秋以外の季節にもやってくるようになり、また台風が通り過ぎても暑さが残ったりという気象の変化があるように感じられます。

いずれにしても、台風の通り道に住む私たちにとって、特にお子さん達が台風のことを知り、自然の猛威について考える良い機会になれば幸いです。
(下は前扉の絵です)

この4月に開館6周年を迎える越前市ふるさと絵本館に23万人目のご来館者をお迎えしました。兵庫県からのご家族で、館長より記念品として新刊絵本『みずとはなんじゃ?』(2018年小峰書店)をプレゼントいたしました。
寒い中、いらしていただきありがございました。今のところ、絵本館付近の積雪はないそうです。

福井県越前市のふるさと絵本館2階では展示替えを行い、2018年11月15日から2019年3月17日まで『かこさとし・むかしばなしの本 でんせつでんがらでんえもん』の全場面を展示しています。この物語の主人公は欲深い、でんえもん。強欲な人というのは昔話でもよく出てきますが、加古の描く欲張りでんえもんの表情の微妙な変化とどこからやってきたのか不明の謎の老人の鋭い眼光など、だるまちゃんやからすのシリーズ作品とは異なる絵のタッチは必見です。

帯には、加古のあとがきの言葉から引用してこうあります。
「自己に対しては、強いおそれとつつしみを抱き、そして、社会の歪みや制度の悪に敢然と立ち向ってほしいというのが、この物語に託した願いです。 かこさとし」
(あとがき全文は、当サイト「あとがきから」コーナーで2017年6月16日に紹介していますのでご参照いただければ幸いです。)

加古は20代の頃から全国各地に伝わる民話に興味を持ち研究していました。むかしばなしの本は5冊シリーズで、絵本館での展示は『かいぞくがぼがぼまる』『てんぐとかっぱとかみなりどん』に続き3作目となります。88歳の米寿を記念して全国の図書館に寄贈した絵本『矢村のヤ助』も若い頃に創作し、川崎セツルメントで子どもたちに語り聞かせてた作品です。

今回の展示では、絵本館にほど近く加古の墓所がある引接寺(いんじょうじ)の石仏にまつわる昔話もご紹介しています。冬の炉端で語られることが多かった昔話には、人々がお話しを通して子や孫に伝えたかった大切な思いが込められています。今に生きる私たちにとってもそれは貴重なものであることに違いないはずです。