2022年9月17日産経新聞・書評
大勢の皆様から大きな反響をいただいたBunkamuraでの展示会の公式図録でもある『かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと』(2022年平凡社 )についてです。
本書には会場ではお伝えできなかった作品誕生の経緯や時代背景について、かこの著作からの引用を含め詳しく解説しています。
書評は以下でどうぞ。
大勢の皆様から大きな反響をいただいたBunkamuraでの展示会の公式図録でもある『かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと』(2022年平凡社 )についてです。
本書には会場ではお伝えできなかった作品誕生の経緯や時代背景について、かこの著作からの引用を含め詳しく解説しています。
書評は以下でどうぞ。
科学絵本『かわ』(1962年福音館書店)のご紹介です。
表紙は、本の制作の最後に編集の方と相談しての地図を描くことにしたそうで、その時編集者さんは地図のみで子どもが地図を覗き込んでいる様子が描かれるとは思ってもみなかったそうです。
「子どもの絵本だから子どもを描いておかなければ」というのがかこの考えでした。
裏表紙にはサインと手書き文字の地図記号があります。
記事は以下でどうぞ。
みずみずしい感性が読み手の心に押し寄せてくるようなエッセイ、『だるまちゃんの思い出 遊びの四季 ふるさとの伝承遊戯考』(2021年文春文庫)が紹介されました。以下でお読みください。
この表紙の絵はかこによる「未来への行進」で、本書の舞台、生まれ故郷の福井県越前市に寄贈したものです。
20228月12日の首都圏ネットワークおよび同15日の「おはよう日本」で放映され大きな反響を呼んだニュースがWEBに登場しました。
2021年に刊行された『秋』の表紙に描かれた悲惨な光景、その背景にはどんなことがあったのでしょうか。番組で紹介されなかった貴重な資料写真を含む記事は以下でどうぞ。
いよいよ7月16日からBunkamuraザ・ミュージアムで始まる『かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと』の公式図録が平凡社から出版されます。会場のみならず全国の書店、ネットでも注文できます。
初公開の絵画作品や原画が多数出展される展示会ですので、図録掲載の絵もこれまでに出版物に掲載されたことのないものがほとんどです。ハガキよりも小さな挿絵から人の背丈ほどもある図譜の下絵など様々です。ただし、手描き紙芝居に関しては紙面の都合上、割愛していますので『かこさとしと紙芝居 創作の原点』(2021年童心社・下)をご覧ください。
カバー表紙は2013年、裏表紙は2012年に描かれたものです。カバーをはずすと、あっと驚くようなモノクロの絵が登場し、かこのユーモアを味わっていただけます。前や後の見返しにも仕掛けのある絵が使われていますので手に取ってからのお楽しみ。
前扉には、小さいながら微笑むかこの自画像。
かこさとしの言葉あり、裏話、作品解説に加え、かこの生きた時代を知る手がかりとなるコラムありのバラエティ豊かな内容です。
著者はかこさとし、鈴木万里、鈴木愛一郎。
予約の上、ご来場お願いいたします。
Bunkamuraの会場は絵画保全のため温度を低く設定していますので、充分ご注意ください。
以下、関連情報は最新のものからご案内しています。
2022年9月1日の朝日新聞記事は以下でどうぞ。
2022年8月23日子どもの未来を考える子育てサイト「未来へいこーよ」でBunkamura展示会の内容を鈴木万里のインタビューを交えお伝えしています。以下でどうぞ。
本展示会開催にあたりの内覧会で鈴木万里がお話したことが以下に掲載されています。以下でどうぞ。
大好きだった絵本に込められた想いにふれる/福音館公式WEBマガジン
2022年8月10日配信の展示会ご紹介「親子で美術館に行こう」は以下で。
2022年8月6日、夏休みに子どもと一緒に行きたい展覧会として「読書好日」で紹介されています。
子どもと行きたい展示会夏休み
2022年7月30日、リビング東京Web
2022年7月29日 ペンオンラインは以下で。
2022年7月30日小学生新聞でも紹介されました。
2022年7月22日発信の速報は以下でどうぞ。
予約が必要となる場合がありますので以下でご確認ください。
『秋』や「生命図譜」、かこが机に飾っていた「だるまちゃんとてんぐちゃん」の絵、『からすのパンやさん』のあのパンの場面の原画。。。キリがないほど見所たくさん、初公開の作品や原画が目白押しの渋谷Bunkamuraでの展示会のご紹介です。
150点にのぼる展示をギュと圧縮してコンパクトにご紹介します。
2022年8月21日(日) 9:45〜
NHKEテレ 『日曜美術館』アートシーン
再放送は2022年8月28日(日)20:45〜
全国巡回の「かこさとし展」が岡山で始まります。
岡山といえば桃太郎、それに美味しい果物の産地ですから、それにちなんだご当地展示にも注目です。
会期終盤賑わう会場の様子を2022年8月24日山陽新聞が報じています。以下でどうぞ。
2022年8月21日 山陽新聞の記事です。
会期も残りわずか10日となった「かこさとしの世界展」。
以下は2022年8月17日に掲載のレポートです。
2022年8月14日山陽新聞で「かこさとしの世界展」科学絵本の魅力と題して詳しく紹介されました。以下でどうぞ。
2022年8月12日山陽新聞の記事です。
2022年7月30日読売新聞オンラインでも
動画は以下で。
2022年7月23日 OHK(岡山放送)の動画は以下です。
2022年7月23日、 毎日新聞でも報じられました。
開会式などの様子(動画)は以下でどうぞ。
2022年8月12日NHKテレビ首都圏ネットワーク(18:00〜)内で放映され、反響をいただいた、『秋』(2021年講談社)に関連してのレポートが再放送されます。
2022年8月15日(月)おはよう日本午前7:45からの首都圏コーナーの予定です。折しも終戦の日、是非ご覧下さい。
2021年夏に出版された『秋』(講談社)はかこさとしが18歳の時に東京で目撃した戦争中の悲惨な事件を一人称で語る絵本です。
1953年に文を1957年に絵を描き、最初は紙芝居としてまとめておいたものを1982年に絵本として出版しようと試みたようですが叶わず、長い間そのままになっていました。
2018年に加古は亡くなりましたが、2020年に、かこが絵本として企画して清書していた資料が見つかり出版の運びとなりました。
世界各地で紛争が続く現在、かこが体験した戦争は私たちにとっても決っして遠い昔の話ではありません。戦争を直接体験した方が少なくなってしまった今こそ、絵本と通して戦争について知り、平和について考えるきっかけとなりますことを願っています。
ご覧の2枚の絵は Bunkamuraで開催中の展示会で原画を展示しています。「秋」という字の場面には、本では見ることができない、かこのサインや日付が入っていますので注目です。
ラジオ深夜便で登場して「祖父・かこさとしの背中を追いかけて」と題し、『くもとりやまのイノシシびょういん』の挿絵を描いた、孫の中島加名が、かこさとしの思い出や影響を受けたことなどをお話させていただきました。このほど、ウェブサイトで写真や絵とともお読みいただけるようになりました。
以下でどうぞ。
後編は以下でどうぞ。