2017年1月20日「未来のだるまちゃんへ」(文藝春秋)電子書籍 販売
2016年12月に文庫化され大好評の「未来のだるまちゃんへ」が電子書籍としても登場。ハードカバー、文庫、電子書籍という3つの選択肢から選んでいただけるようになります。あらゆる年代の方に、折にふれ読み返していただきたい内容です。
2016年12月に文庫化され大好評の「未来のだるまちゃんへ」が電子書籍としても登場。ハードカバー、文庫、電子書籍という3つの選択肢から選んでいただけるようになります。あらゆる年代の方に、折にふれ読み返していただきたい内容です。
昨年、思いがけない形で注目され復刊、メディアでも大きくとりあげられた「こどものとうひょう おとなのせんきょ」(2016年 復刊ドットコム)について、改めて詳しく語ります。
本作品の最後の一行まで著者の深い思いが詰まった内容に、読者の皆さんはどのように感じられるでしょうか。今一度、本作品とともにかこさとしのメッセージをお読みください。
また、今後復刊予定の最新情報もお届けします。
以下からご覧下さい。
藤沢市に住んで47年になるかこさとしが描きおろした「だるまちゃんとだるまこちゃんのお正月」と題する絵が、鈴木藤沢市長の新年のご挨拶とともに年頭の広報紙第1面に登場しました。毎月10日と25日に配布される広報紙ですが、一年の最初の号のみ、全てカラーで4面の特別仕様。
第2面では、この絵をかかげている写真と、「新しき年とよき未来のために たくましく うつくしく すこやかであれ との思いを込めて描きました。」というメッセージも掲載されています。
今年はだるまちゃん誕生50周年。その記念ともなる2冊の新刊が昨年末に出版された。写真と共に紹介。
http://www.yomiuri.co.jp/kodomo/kbook/sinkan/20170107-OYT8T50017.html
PHP2017年2月号〈毎日が楽しい人、つまらない人〉のエッセイコーナー145回目に登場。これまでほとんど語ることがなかった両親のことを綴っています。(38〜39ページ)
2016年4月の発売以来、全国的に大人気のかこさとしの絵本「出発進行!里山トロッコ列車」(2016年偕成社)は、2016年市原市十大ニュースにもあげられたほどで、この度、市原市の全小学校に寄贈されました。
「鉄道を中心に自然や人々が織り成す文化、歴史が描かれている」と、支店創立80周年に伴う地域貢献活動として贈ったもので、市原市役所での寄贈式の市長の言葉、写真と共に掲載。
ご覧の写真は、2017年にだるまちゃん誕生50周年を迎えるにあたり2016年冬に描いた色紙です。書店さんで見かけらるかもしれません。
ただいま全国各地の書店さんでかこさとしフェアが開催されています。以下は湘南蔦屋でのフェアご案内です。
2016年かこさとしが90歳になった記念連載のインタビュー最終回は、生まれ故郷の越前市に2013年4月に開館した越前市ふるさと絵本館石石(らく)のご案内と谷出千代子館長さんのお話です。
クリスマス一色の絵本館の様子と開館以来クリスマスの時期に飾られるお菓子の家も紹介されました。
http://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=80951&page=1
尚、このお菓子の家は25日に開催された「パピプペポーおんがくかい」に参加された皆さんで楽しく解体され配られました。
2014年7月に「こどものとも」7月号として福音館書店より刊行された「だるまちゃんとにおうちゃん」がハードカバーになって単行本として出版されました。だるまちゃんシリーズ8番目のお友だちは力もちのにおうちゃんで、お寺の境内で力くらべをしたりして遊びます。
この本に込めた著者の思いが、あとがきにあたる〈作者のことば〉にありますのでここに記します。
(引用はじめ)
1945年(昭和20年)4月、東京板橋の自宅を戦災で失った私の一家は、それから練馬、埼玉県入間、三重伊賀と仮設小屋を作って転々さまよい、ようやく宇治の地の借家に辿りついた時、敗戦となりました。私はまだ学生だったので、夏冬の休みに東京の下宿から満員の鈍行夜汽車で帰るのですが、戦火を受けていない黄檗山萬福寺の静かな境内が唯一のなぐさめとなりました。その折、蝉や松かさと遊ぶ子ども達に、よき未来を託するには何をすべきなのか思いなやんでいた若者の迷走の思いを、今回の作にこめた次第です。従って、現在は整備されているようですが、寺院の状況は当時の記憶に残っている様子を描きました。
(引用おわり)
前見返し(上)には黄檗山萬福寺のシルエットが浮かびます。
著者が見た子供たちが遊ぶ大地の色は、戦争で一面焼け野原になった光景を見た著者の心にきっと深くしみたに違いないように、アスファルトに囲まれている現在の私たちには、違った意味でこの本の大地の色が心に染み入ってくるように思えます。
(下は、前扉です)