2025年7月2日毎日新聞Web版、17日紙面【24色のペン】「かこさとしさんが子どもたちに伝えたかったこと」

2025年の夏は終戦後80年の節目にあたります。
かこさとしが遺した多くの作品に込められた思いを長女が語りました。
戦争時のかこさとし自身の体験が盛り込まれた『秋』と南方で戦死したお父さんを探しに大海原をどこまでもゆく『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)についても。
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2025年の夏は終戦後80年の節目にあたります。
かこさとしが遺した多くの作品に込められた思いを長女が語りました。
戦争時のかこさとし自身の体験が盛り込まれた『秋』と南方で戦死したお父さんを探しに大海原をどこまでもゆく『くらげのパポちゃん』(いずれも講談社)についても。
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7月8日から、かこさとしが晩年48年間暮らした藤沢で生誕100年そして終戦80年を迎える節目の年ということで、展示会が開催されます。
藤沢市政85周年記念事業でもある本展に先駆け、この展示会に向けたメッセージをお伝えしています。
有隣堂書店発行の「有隣」に『くらげのパポちゃん』(2025年講談社)の絵を描いた中島加名が、その作画過程で考え、思いめぐらしたことについてつづっています。
祖父かこさとしがこの物語で伝えたかったことは何だったのか。そして裏表紙の絵にこめられたものは⋯
有隣599号 うみのめぐりのめあて パポちゃんと深く、物語の海へ
間も無く開催の「かこさとし作品展 〜これまでの100年、そして未来へ〜」について毎日新聞で紹介されました。
藤沢市アートスペースには『あなたのまちです みんなのまちです』(復刊ドットコム)や『くらげのパポちゃん』(講談社)の絵など初公開作品が20点、原画もあります。
上の絵はポスター、チラシにもなった『未来のだるまちゃんへ』(2014年文藝春秋)ハードカバーの表紙絵で藤沢市民ギャラリーにて展示します。
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『出発進行!里山トロッコ列車 小湊鐵道沿線の旅』(2016年偕成社)の原画19枚がご覧いただける市原湖畔美術館の展示会が紹介されました。
東京から少し離れただけなのに、こんな豊かな自然があることにきっと驚かれることでしょう。小さな旅をお楽しみください。
戦後80年目の夏を前に、世界の平和を考えずにはいられない昨今です。
2025年5月23日朝日新聞朝刊(神奈川版)に掲載された鈴木万里のインタビュー記事がウェブで配信されました。
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2012年かこさとしのふるさと越前市武生(たけふ)公会堂で開催された「かこさとし ふるさとから広がる絵本の世界」展をきっかけに始まった紙芝居コンテストは、今年で第14回を数えます。
当初の審査と講評はかこさとしでした。
来年、再来年は越前市で紙芝居の全国プレ大会、大会が開催されるなどますます盛り上がっている越前市の紙芝居です。プロ・アマ問わず全国からの応募をお待ちしております。
2025年6月16日、越前市ふれあい情報(ラジオ)で紹介されました。
越前市紙芝居コンテスト作品募集中 たんなん夢レディオ(ラジオ)
『くらげのパポちゃん』(講談社)で脚光を集めているかこさとしのクラゲ。
科学絵本『クラゲのふしぎびっくりばなし』は専門家でも驚くほどの内容であると紹介されました。
この本では本当に不思議でびっくりすることが次々に明かされていきますが、それは加古自身の探究心のたまものかもしれません。
徹底的に疑問点を解明するために、締切ギリギリまでくらげの研究に熱心な江ノ島水族館に出かけて教えていただくなどして書き上げました。その時同行した編集者さんが青ざめるほどのかき直しより、疑問が解決できたことで加古は満面の笑みだったという逸話が残っています。
2025年9月1日まで越前市ふるさと絵本館でこの絵本の絵を初公開のものも含め9枚展示しています。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
絵本とは思えない情報量?かこさとしの科学絵本クラゲのふしぎびっくりばなし
かこさとしが1950年から55年にかけて執筆した「くらげのパポちゃん」。
その原稿が発見されたのはコロナ禍の最中でした。それが収束しないうちにウクライナの問題が起こり、今夏で日本は終戦80年。戦争が遠くのものではないことを感じる現在です。
そんな状況で出版された『くらげのパポちゃん』を踏まえてのコラムです。
2025年5月11日福井新聞朝刊に掲載の日曜エッセイ「時の風」がウェブでもお読みいただけます。
今回焦点をあてたのは、かこさとしの肖像画を撮影した写真家の田村茂氏。
氏が最初に加古を写したのは1952年。その時の1枚は『かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと』(2022年平凡社)p23に掲載されています。
それに加え1975年撮影の写真は『かこさとし 遊びと絵本で子どもの未来を』(2021年あかね書房・鈴木愛一郎著)p86に大きく載せられています。
この2枚の写真撮影の間に20年以上の時が流れたわけですが、被写体となったかこさとし、撮影者、そして時代はどのように変化したのでしょうか?
以下でどうぞお読みください。