メディア情報
2017年9月20日(水)午後6時25分から、熊本県八代市市のえふえむやつしろ「耳をすませば」で『まさかりどんがさあたいへん』(1996年 小峰書店)が朗読されます。また、翌9月21日(木)午前9:00より再放送があります。
先に9月13日・再放送20日とご案内いたしましたが、放送局の都合により急遽変更となりました。お詫びして訂正いたします。
越前市絵本館にはこの絵本に登場する道具のキャラクターが実物で展示されています。というのは、越前市には打ち刃物の伝統産業があり、1つ1つ手作りして出来上がったものです。本物の素晴らしさと絵本の世界が見事に再現され楽しくなります。
またオープンしたばかりの武生中央公園だるまちゃん広場のわきにある越前市中央図書館では、この愉快な道具が走る絵がついたトートバッグを作成、限定販売していますが、残り僅かだそうです。
2017年8月28日発売の秋号の特集は[みんな大好き のりものえほん]。そのなかの[ご当地本]として『出発進行!里山トロッコ列車』(2016年偕成社)が掲載されています。
この本の副題は、「小湊鐵道沿線の旅」ですが、乗り物好きの方にも自然や歴史などに興味にある方にも、年齢問わず楽しんいただける絵本です。
かこさとしの乗り物絵本で、小さいお子さんに人気なのは、『たっくんひろちゃんのちょうちょうとっきゅう』(1997年小峰書店)。かこさとしが二人の幼い孫に手作りした絵本が元になって出版されたものです。
そして7月25日に復刊されたばかりの『しんかんせんでも どんかんせんでも』(2017年復刊ドットコム)は、新幹線とローカル線の問題を取り上げ大人も考えさせる絵本。(詳しくは7月20日の出版情報にあります)
絵本を読んで小旅行をお楽しみ下さい。
武生中央公園整備 かこさん監修
武生中央公園の再整備により誕生する「だるまちゃん広場」の『からすのパンやさん』をイメージした大型遊具や『だるまちゃんとかみなりちゃん』のトランポリン(上の写真)、「パピプペポー広場」に流れるチャイムや乳幼児用遊具、「コウノトリ広場」についてなど大型遊具のカラー写真ととも報じる。
下は『かわ』を模して作られた長さ約50メートルの人工の川。
ここに掲載の2枚の写真は新聞掲載のものとは異なります。
特集・子どもの文化運動 ーその歩みといま、あした
江森隆子氏によるエッセイ[紙芝居運動の一つの柱は、「手づくり紙芝居」である]に、加古のセツルメント時代の手づくり紙芝居について、『絵本への道』(1999年福音館)から引用、紹介している。
上の写真・表紙文字の「加古里子」の左側に見える絵は、セツルメントの子どもたちに見せていたかこさとしの手作り紙芝居「おちていたてぶくろ」(1956年)の一場面。現在はウクライナ民話『てぶくろ』として知られているが、当時加古は自分でロシア語を翻訳した。
下は『絵本への道』の目次。
一日一減と児童文化状況について かこさとし
日本子どもの本研究会から発行されている月刊書評誌「子どもの本棚」そのマイメッセージ[子どもの本のつくり手から]コーナーに、上記タイトルのエッセイが掲載されています。
上の絵は『こどものカレンダー10月のまき』(1975年 偕成社)より
蘭学事始、かこさん作品
小浜藩医で「解体新書」を著した杉田玄白没後200年を記念した展示会「医と文学 杉田玄白からかこさとし・山崎光夫まで」の模様を伝える。かこさとしの『はははのはなし』(1970年童心社)の複製原画を見る子どもたちの写真とともに掲載。