2023年10月12日(木)〜11月21日(火)中谷宇吉郎 雪の科学館【更新中】
第38回国民文化祭、第23回全国障害者芸術・文化祭として石川県加賀市にある中谷宇吉郎 雪の科学館「科学者の心展」が開催されます。
中谷博士は世界で初めて人工雪の結晶を作った科学者ですが、随筆や絵もかいていました。
著名な科学者が遺した芸術や文学を紹介する本展で、かこさとし絵本の絵を展示紹介を致します。
会場の様子は以下でどうぞ。
第38回国民文化祭、第23回全国障害者芸術・文化祭として石川県加賀市にある中谷宇吉郎 雪の科学館「科学者の心展」が開催されます。
中谷博士は世界で初めて人工雪の結晶を作った科学者ですが、随筆や絵もかいていました。
著名な科学者が遺した芸術や文学を紹介する本展で、かこさとし絵本の絵を展示紹介を致します。
会場の様子は以下でどうぞ。
北海道の西興部(にしおこっぺ)村にある森の美術館「木夢(こむ)」でミニ展示会を開催します。
15点と数は少ないものの、初公開や珍しい絵も、お馴染みのものもあります。
村の皆さま、道内の皆さま、深まる秋に、かこさとしの絵をご覧になっていつもとは違うひとときを過ごされてはいかがでしょうか。
この展示会に関しては2023年9月28日の北海道新聞で写真と共に報じられました。
2022年に刊行された新装版「かこさとしの地球のかがくえほん」6冊に続き、残りの4冊が9月に出版されます。先にご紹介の2冊と今回ご紹介の2冊でシリーズ全10巻が整います。
地球の7割を占める海は、大きくすごいにもかかわらず、海水温上昇など非常にさし迫った問題となってきています。全部ひらがな書きで、小さいお子さんにも理解できるような内容ですが、ご家族皆さまでお読みいただけたらと思います。
それぞれの本のまえがきをご紹介致しましょう。
地球の ことを もっと よく しろう。
にんげんは 地球に すんでいる。
にんげんが いきて ゆくのに
地球の やまや うみなど
すべてが だいじな もの なのだ。
じしんや たいふうなど
地球で おこる ことがらを
よく しっておく ことが たいせつ なのだ。
だから もっと よく もっと ふかく
地球の ことを しって おこう。
(引用おわり)漢字にはふりがながあります。
また『せかいあちこち ちきゅうたんけん』では、なかなか行くことができない6つの大陸の景色を見ながら地球の歴史を探ります。
(引用はじめ)
この 地球には おおきな りくちが
いくつも ちらばって あります。
そこには けわしい やまや ひろい へいやが
あったり します。
その やまや のはらの ようすは
どのように なっているのか
この ほんで しらべて みましょう。
そこから どのような ことが 地球で おこって きたのか、
おこって いるのかを さぐって ゆきましょう。
(引用おわり) 漢字にはふりがながあります。
2023年10月8日(日) 加古総合研究所の鈴木万里による講演会が、久留米市にて開催されます。9月8日より申込が始まります。先着100名様で無料です。
期日:2023年10月8日(日)13:30〜15:30
場所: 久留米市立中央図書館 3階視聴覚ホール
たくさんの画像をご覧いただきながら、かこさとしの世界を探ります。お近くの方は是非お越しください。
2021年刊行の『かこさとしと紙芝居 創作の原点』(童心社)では、150の紙芝居作品のあらすじをご紹介しつつ簡単な解説をつけています。
その中で下の年表にあるように題名の下に*があるものは、「かこさとし自選童話集」シリーズ(偕成社/2021年冬〜刊行)に収録とあり、その童話集についてお問い合わせをいただいいておりました。
大変長らくお待たせしてしまいましたが、2023年9月末から順次この童話集(全10巻)が偕成社から出版されます。
例えば、この表の13「かえるのがっこう」や20「なめくじのヌル」も収録されています。しかも、最初に創作したものに更に手を入れたり題名を変更するなど挿絵と共に掲載されます。紙芝居作品の脚本もかこ自らが童話として完成させた形でお読みいただけます。
古い童話や絶版の絵本など、これまで読者の皆様にお読みいただく機会がなかったものや、未発表の作品や新作も含んでいます。
9月末から配本予定です。今しばらくお楽しみにお待ちください。
福井県越前市にある、かこさとしふるさと絵本館開設10周年の記念に当たる今年は、「大集合」というキーワードを展示テーマに、さまざまなな絵をご紹介しています。
9月1日から11月27日までは「だるまちゃん大集合」。ご存知だるまちゃんシリーズを中心にじっくり細かくだるまちゃんを楽しむ企画です。『だるまちゃん・りんごんちゃん』(瑞雲舎)の絵も展示しています。
だるまちゃんのトレードマークは何でしょうか。てんぐちゃんに出会った時は裸足でしたが、その後は長靴やスニーカー、加古先生にならって帽子をかぶることも多いですね。少しづつ成長して体型もかわっていく様子も一目瞭然です。
だるまちゃんシリーズの加古の手書き原稿コピーもお見逃しなく。
昨年刊行された新装版「かこさとしの地球のかがくえほん」6冊に続き、残りの4冊が9月に出版されます。
『やまをつくったもの やまをこわしたもの』は世界中にある高い山がどのようにして出来上がったのか、そしてそびえ立ち、不動のように見える山が太陽や雨風、雪や氷によって日々刻々その姿を変えていることを伝えます。
『かわはながれる かわははこぶ』も同様に川が、地球の様子を変える役割をしていることを気づかせる内容です。まえがきをご紹介しましょう。
(引用はじめ)
自然は すばらしい。
はる あきの うつくしい ようすは
ひとの こころを なぐさめて くれます。
きびしい さむさや はげしい おおあめなど
ひとの ちからでは とてもかないません。
この 自然の もっている きまりを よく まなび
自然の もっている ちからを
もっと よく しるように しましょう。
自然は おおきな すばらしい せんせいです。
(引用おわり)
なお、本文漢字にはふりがながあります。
2冊とも写実的でわかりやすく美しい絵で表現されいる科学絵本です。どうぞご家族でお楽しみください。
おかげ様で多くの皆様にご視聴いただいているオンライン対談「編集者から見たかこさとしの絵本」の第5回目を9月2日(土)午後より9月10日(日)まで配信いたします。
今回のゲストは復刊ドットコム編集部・政田美加さんです。
復刊ドットコムからは、かこさとし遊びの本シリーズ、社会の本シリーズ、昔話シリーズや『だむのおじさんたち』『ならの大仏さま』『しろいやさしいぞうのはなし』『うさぎのパンやさん』や『こどものとうひょう おとなのせんきょ』『カッコーはくしのだいぼうけん』などさまざなジャンルの多くの著作を復刊していただいております。
加古との思い出を含めお話していただく予定です。どうぞご期待ください。
2023年9月7日(木)ラジオ TOKYO FM にて14:30 頃、「よ・み・き・か・せ」で『くもりのひのおはなし』(1998年小峰書店)が読まれます。
この本は、かこさとし ちいさいこのえほんシリーズの1冊で、はれのひ、あめのひ、ゆきのひ、かぜのひのおはなしがあって、それぞれの空模様ならではの楽しいことが登場します。
曇りの日、影ふみはできませんが、雨や風がないので遊びやすいですね。さて、ゆうちゃんとさあちゃん、そして動物たちも仲間にはいってどんな遊びをするのでしょうか。
朗読は声優のかかずゆみさんです。お楽しみに。
2023年8月15日、日本武道館での追悼式典に参加した最年少の7歳のお子さんが事前に読み聞かせてもらったのは、『秋』(2021年講談社 )だったそうです。
同様の記事は8月15日読売新聞にも掲載されました。
また、『秋』については2023年8月12日東京新聞読書欄でも書影とともに紹介されました。