お知らせ
2019年開催予定だった名古屋松坂屋美術館での展示会が2022年3月5日(土)から4月3日(日)まで開催されます。
巡回展では開催場所にちなんだ特別展示コーナーを設けていますが、名古屋では『地下鉄ができるまで』(福音館書店)や新幹線に関連する『たっくんひろちゃんのちょうちょうとっきゅう』『太陽と光しょくばいものがたり』(いずれも偕成社)や清洲城が登場する『川を治め水と戦った武将たち 武田信玄・豊富秀吉・加藤清正』(瑞雲舎)など本会場のみで公開されるものにも注目です。詳しくは以下をどうぞ。
かこさとしの世界展 松坂屋美術館
東海テレビの動画は以下でどうぞ。
東海テレビ 名古屋松坂屋美術館での展示会
グッズ情報などの詳しいご紹介が以下にあります。
松坂屋美術館トピックス
2022年3月19日中日こどもウィークリーでも紹介
本巡回展でも名古屋会場のみに展示されている『地下鉄のできるまで』(1987年福音館書店)を中心に、大きな写真とともに、この本制作にまつわる逸話などを詳しくご紹介しています。
午前5時40分
かこさとしの命日は5月2日、2018年に没して4年が過ぎました。2022年5月7日、NHK総合テレビ「あの人に会いたい」に登場いたします。早朝ではありますが、是非ご覧ください。
上の写真は、伝記『かこさとし 遊びと絵本でこどもの未来を』(2021年あかね書房)です。
番組については以下のお知らせ 5月の予定 にあります。
NHK あの人に会いたい
2022年3月11日〜26日 区役所で展示会
かこさとしさんと幸区
かこさとしが約20年間セツルメント活動をしていたのは現在の川崎市幸区でした。当時はまだ区になっていませんでしたが2022年幸区が誕生して50年の記念の年にあたり区役所で展示会を開催致します。パネルによるご紹介のほか、『からすのパンやさん』や『だるまちゃんとてんぐちゃん』と一緒に写真撮影ができるコーナー、複製原画もご覧いただけます。詳細は以下の広報でどうぞ。
かこさとしと幸区
2022年3月10日東京新聞の記事は以下です。
東京新聞
2022年3月18日 以下ニュースでも報じられています。
タウンニュース
の絵本朗読が聞けるサイトに『くもとり山のイノシシびょういん』
石だんからおちたシカどんのきず
2021年ラジオ深夜便で放送され好評だった『くもとり山のイノシシびょういん』(2021年福音館書店)5つ目のお話「石だんからおちたシカどんのきず」を2022年3月末日まで以下でお聴きいただけます。お楽しみください。
くもとりやまのイノシシ病院 第5話
『とこちゃんはどこ』(1970年福音館書店)
2022年2月16日毎日新聞(地方版/富山)で『とこちゃんはどこ』(1970年福音館書店)の書評が掲載されました。この絵本は絵のみかこさとし、文は2021年秋に文化功労者となられ、2022年に亡くなられた松岡享子氏です。
とこちゃんはどこ
『カッコーはくしのだいぼうけん』
かこさとしが自分の姿を投影した、その名も「カッコーはくし」が大冒険をする待望のお話がいよいよ復刊されます。こどもの頃にこの本を読んで登場する新聞記者になりたいと思い、長じて実際に新聞記者になったと、ある方から直接伺ったことがあります。
さて、どんな事件がおこり「カッコーはくし」が知恵と勇気とユーモアで解決するのでしょうか。お楽しみに!
詳しくは以下をどうぞ。
カッコーはくしのだいぼうけん
当公式サイト「編集室より」にて2022年2月26日にあとがきからとして掲載したものをここでもお読みいただけます。
あとがき かこ・さとし
(引用はじめ)
人が好くって優しくて、知恵と正義のかたま りのようなカッコー博士を皆様に御紹介致します。
「カッコー博士の絵本をごらんになってちょっ と変わったことにお気づきでしょう。それとい うのも、カッコー博士は、日ごろ筋もストーリ ーもないムード画面の集録や、少しも読者を空 想の世界へはばたかせないファンタジーや、大 人のガンゼない郷愁の羅列、さては白々しい浪 漫的ひとりよがりといった絵本の多くを苦々し くおもっているからでしょう。
「絵本というものの根幹であり、基盤であり、 本筋である、あのワクワクする物語のおもしろ さ、起承転結の劇的興奮を何よりもだいじにし ている先生です。そうした絵本の流れを支える 「ことば」と「絵」にはなかなかやかましい人物です。「ことば」として生きていない空虚な 文字の連なりや、冗長な文章、それにただ服従 したような挿絵や作品と別な主張をもつ「芸術 絵画」に対しては、もちろん鋭い批判をあびせ かけます。ですからカッコー博士の登場する絵 本は、こうした難関をへなければならないので 皆様にお見せすることがとても大変です。
そのうえもうひとつ、カッコー博士は、作者 や編集部や印刷の方々の努力だけで絵本ができ あがるのではなく、作品をよく理解し、愛し、 それに親しい息吹きを与えてくれる感受性豊か な読者があって、はじめて完成されるという主 張をもっているのです。
さてよき読者の皆様によって、カッコー博士 に新たな活力が与えられるでしょうか。
(引用おわり)
巨大紙芝居台
福井県越前市、武生駅前の「てんぐちゃん広場」は室内で思い切り小さなお子さんが遊べる場所として大人気ですが、このほど新しく巨大紙芝居台が設置されました。
当ホームページのタイトル画像にもなっている『だるまちゃん はるのうた ふゆのうた』の場面からとられた絵が季節ごとにかわります。詳しくは以下でどうぞ。
てんぐちゃん広場 巨大紙芝居台
【2022年2月10日 「広報ふじさわNo.1721」
2022年3月13日(日)オンライン講演会を開催します。藤沢市内在住・在勤・在学の方100人の先着順です。詳しくは以下をご覧ください。
かこさとし 紙芝居に込めた思い
オンライン講演会
『くもとり山のイノシシびょういん 7つのおはなし』
「ウルシガ森のクマどんのこと」
2021年ラジオ深夜便で放送され好評だった『くもとり山のイノシシびょういん』(2021年福音館書店)4つ目のお話“ウルシガ森のクマどんのこと」を2022年2月末日まで以下でお聴きいただけます。お楽しみください。
NHKラジオ くもとり山のイノシシびょういん第4話
萬福寺 かこさとしさん創作の原点
「だるまちゃん」境内そっくり
『だるまちゃんとにおうちゃん』(2014年福音館書店)は京都府宇治市萬福寺の境内で20代のかこが見かけた忘れえぬ光景をモチーフにしています。無邪気に遊ぶ子どもたちを目にしたかこは、自分の生涯をこどもたちに捧げようと決意するに至った記念すべき場所でもあります。
本作を読み聞かせしてもらっていた萬福寺御住職のお子さんが、絵本の中のお寺と同じであることに気づいたご縁から、萬福寺でこの本と、伝記『かこさとし 遊びと絵本でこどもの未来を』(2021年あかね書房)が販売されることになり、同寺は地元の宇治の小学校に絵本や伝記を寄贈するのは活動をはじめられました。その経緯が写真とともに詳しく報じています。