お知らせ

藤沢市に住んで47年になるかこさとしが描きおろした「だるまちゃんとだるまこちゃんのお正月」と題する絵が、鈴木藤沢市長の新年のご挨拶とともに年頭の広報紙第1面に登場しました。毎月10日と25日に配布される広報紙ですが、一年の最初の号のみ、全てカラーで4面の特別仕様。

第2面では、この絵をかかげている写真と、「新しき年とよき未来のために たくましく うつくしく すこやかであれ との思いを込めて描きました。」というメッセージも掲載されています。

商工中金千葉支店 市原の全42市立小へ

2016年4月の発売以来、全国的に大人気のかこさとしの絵本「出発進行!里山トロッコ列車」(2016年偕成社)は、2016年市原市十大ニュースにもあげられたほどで、この度、市原市の全小学校に寄贈されました。

「鉄道を中心に自然や人々が織り成す文化、歴史が描かれている」と、支店創立80周年に伴う地域貢献活動として贈ったもので、市原市役所での寄贈式の市長の言葉、写真と共に掲載。

http://www.chibanippo.co.jp/news/local/375413

ご覧の写真は、2017年にだるまちゃん誕生50周年を迎えるにあたり2016年冬に描いた色紙です。書店さんで見かけらるかもしれません。

ただいま全国各地の書店さんでかこさとしフェアが開催されています。以下は湘南蔦屋でのフェアご案内です。

http://top.tsite.jp/lifestyle/lifetrend/campaign/33718665/

2016年かこさとしが90歳になった記念連載のインタビュー最終回は、生まれ故郷の越前市に2013年4月に開館した越前市ふるさと絵本館石石(らく)のご案内と谷出千代子館長さんのお話です。

http://www.ehonnavi.net/style/156/9/

クリスマス一色の絵本館の様子と開館以来クリスマスの時期に飾られるお菓子の家も紹介されました。

http://www.fukui-tv.co.jp/?post_type=fukui_news&p=80951&page=1

尚、このお菓子の家は25日に開催された「パピプペポーおんがくかい」に参加された皆さんで楽しく解体され配られました。

2014年7月に「こどものとも」7月号として福音館書店より刊行された「だるまちゃんとにおうちゃん」がハードカバーになって単行本として出版されました。だるまちゃんシリーズ8番目のお友だちは力もちのにおうちゃんで、お寺の境内で力くらべをしたりして遊びます。
この本に込めた著者の思いが、あとがきにあたる〈作者のことば〉にありますのでここに記します。
(引用はじめ)

1945年(昭和20年)4月、東京板橋の自宅を戦災で失った私の一家は、それから練馬、埼玉県入間、三重伊賀と仮設小屋を作って転々さまよい、ようやく宇治の地の借家に辿りついた時、敗戦となりました。私はまだ学生だったので、夏冬の休みに東京の下宿から満員の鈍行夜汽車で帰るのですが、戦火を受けていない黄檗山萬福寺の静かな境内が唯一のなぐさめとなりました。その折、蝉や松かさと遊ぶ子ども達に、よき未来を託するには何をすべきなのか思いなやんでいた若者の迷走の思いを、今回の作にこめた次第です。従って、現在は整備されているようですが、寺院の状況は当時の記憶に残っている様子を描きました。
(引用おわり)

前見返し(上)には黄檗山萬福寺のシルエットが浮かびます。

著者が見た子供たちが遊ぶ大地の色は、戦争で一面焼け野原になった光景を見た著者の心にきっと深くしみたに違いないように、アスファルトに囲まれている現在の私たちには、違った意味でこの本の大地の色が心に染み入ってくるように思えます。

(下は、前扉です)

2016年12月3日に発売された「未来のだるまちゃんへ」の文庫には児童文学作家・中川李枝子さんによる解説があります。
加古が川崎セツルメントで活動していた1950年代の頃、実は中川さんもその場を訪れ感じられるところがあったそうで、その後のご活躍はご存知の通りです。以下のサイトで是非お読みください。

http://hon.bunshun.jp/articles/-/5442

今でこそ加古の遊びについての著作は多数ありますが、この分野での第1作は「日本伝承のあそび読本」(1967年 福音館書店・写真右側) でした。当時は高度成長期で古いものは時代遅れと見なされ新しい物を取り入れる風潮が強まる中、その流れに疑問を抱く人々の心にこの本は受け入れられテレビや新聞で取り上げられ話題作となりました。

それからほぼ半世紀が過ぎ、だるまちゃん誕生50周年を記念して装いも新たに、だるまちゃんを案内役にこの本が刊行されることになりました。写真左側がカバー、カバーを外すと(写真中央)、前作のイメージを残した色合いの表紙にだるまちゃんとてんぐちゃんの遊ぶ姿です。

内容は、①草花や木の実のあそび ②紙をつかうあそび ③いろいろ工作のあそび ④絵や形をかくあそび ⑤野はらや広場でのあそび ⑥手やゆびのあそび ⑦あやとりあそび の7項目に分けられた109種類のあそびの紹介です。カラフルな絵と図でわかりやすく、漢字にはかながふってありますのでお子さんだけでも楽しむことができます。

下は目次と①草花や木の実のあそびの最初のページです。

まえがき

前書きをご紹介します。
(引用はじめ)
この『日本の子どものあそび読本』は、昭和42年(1967年)に出した『日本伝承のあそび読本』を新しくしたものです。元の本は新書版の小型でしたが、戦争や敗戦の混乱で、消えつつあった日本の子どものあそびの復興を目指し、多くの方の応援をいただき、版を重ねてきました。

しかし、 50年も経っている現在、子供たちの成長と未来にふさわしい内容、題材、記述になるよう選びなおし、書き改めました。前書と同様のご愛用をお願いしてご挨拶といたします。

卒寿九十歳を迎える日 加古里子
(引用おわり)

上の写真(前見返しの一部)のように前見返し、後見返しにはだるまちゃんとなかよしさんたちが元気よく歩いているところです。実はこの絵は2017年8月に整備が完了する予定の福井県越前市武生中央公園のシンボルとして大きな壁画になりますのでどうぞご期待ください。

あとがきを記します。
(引用はじめ)
以上で『だるまちゃんと楽しむ 日本の子どものあそび読本』は終わりです。この本の前書『日本伝承のあそび読本』は1色刷り200ページに、12項目84種類のあそびが入っていましたが、この本はA5版大でカラー刷り、128ページに7項目109種類を収めました。

日本の代々の子どもが磨きあげて伝えてきた珠玉のあそびをのこしながら、材料が入手できなかったり、不適なものを整理してよき成長に不可欠な外遊びを加えました。また、前書がそれまでになかった「あやとり図解」を掲載したことにより、その後のあやとりブームを誘出した記念として主要なものを収録しておきました。どうぞそうした諸点が未来に生きる子どもの成長に役立ってほしいというのが、この書のねがいです。
(引用おわり)

尚、原文では全ての漢字にふりがながありますが、ここでは省きました。

だるまちゃん新聞社から、だるまちゃんしんぶん(略称だるしん)が発行されます。
春、夏、秋、冬の号の4枚が絵本の中にはいっています。みなさんがよーくご存知のだるまちゃんのお友達のニュースや新しいお友達も登場します。

このしんぶんは、「たのしい なごやかな こころと、さわやかな ちえと ちからを もってもらえるよう、くふうしました。」と編集長のだるまちゃんは語っています。せかいびっくりニュース、にっぽん きせつニュース、まちやむら あちこちニュースやなぞなぞなど、そして季節の花や生き物の絵もあり、全部ひらがなとカタカナのみで書かれています。

下は、だるしんへんしゅうぶの様子(裏表紙)です。