お知らせ

福井県福井市にある、ふるさと文学館2017年夏の企画展は、医学と文学に貢献した福井県ゆかりの三人に焦点を当てたユニークな展示です。

「解体新書」を著した杉田玄白は現在の若狭の生まれで没後200年になります。教科書で見た記憶がある方もいらしゃるでしょう。

尚、9月9日に「文学カフェ」で加古総合研究所・鈴木万里が「かこさとし創作の原点」と題したトークイベントを致します。詳しくは以下をご覧下さい。

http://www.library-archives.pref.fukui.jp/?action=common_download_main&upload_id=17179

福井県越前市に「だるまちゃん広場」

かこさとしの故郷福井県越前市にある絵本館近くに8月11日にオープンする公園の様子を遊具のイメージイラストとともに紹介。「だるまちゃん」や「からすのパンやさん」はじめ科学絵本の要素が盛り込まれた公園にご期待下さい。

日本の絵本の100年の歩みが一望に

開館20周年を迎えた安曇野ちひろ美術館での企画展です。

今日までの100年におよぶ日本の絵本の歩みを[絵雑誌の黄金期 童画の誕生][第二次世界大戦後に花開いた絵本][多様化する絵本表現] という」観点から約100点の作品を展示。

かこさとし「だるまちゃんとてんぐちゃん」より3点をご覧いただけます。
詳しくは以下をご覧下さい。

http://www.chihiro.jp/pdf/about/a_chihiro2017_PR2summer.pdf

かこさとしが幼い頃夢中になって捕まえ観察したトンボ。
トンボの驚きいっぱいの生態、優れた飛行能力そして模型ヤンマの作り方もあり、この一冊でトンボの世界を知ることができる「かいぶつトンボのおどろきばなし」(2002年小峰書店)の複製原画を展示します。

この夏、虫取り少年もかつてそうだった方も、虫に興味がないという方も日本で見られる貴重な生き物、トンボの世界をのぞいてはいかがでしょうか。合わせて「とんぼのうんどうかい」(1972年偕成社・下)から2点を展示する他、新たに加わった手書きメッセージも是非ご覧下さい。

「昭和期の映像文化と幻灯(スライド)」

1950年代の幻灯を当時と同様の幻灯機で映写、鷲谷花氏による説明とともに上映します。
幻灯はラジオしかなかった当時の子どもたちには大変な人気でした。

「わっしょいわっしょいぶんぶんぶん」(1954年かこさとし)は後に絵本にもなった作品。
「ぼくのかあちゃん」(1954年 かこさとし・上)はかこが活動していた東京大学・川崎セツルメントの子ども会の子どもたちが描いた絵と作文を元に構成作画した、いずれも貴重な作品です。

日時:2017年7月1日(土)午後2時〜4時
場所:大阪府立中央図書館 2階多目的室
〒577ー0011 東大阪市荒本北1ー2ー1
対象:大人、当日先着順80名
参加費:無料
問い合わせ:大阪国際児童文学振興財団06ー6744ー0581
主催:大阪日本児童文学学会 関西例会/ 一般財団法人 大阪児童文学振興財団

加古さん(越前市出身)絵本キャラ

福井市の福井県ふるさと文学館で、だるまちゃん誕生50年を記念してだるまちゃんが描かれた3点の複製画が特別展示された。10月25日までで、8月25日に一部展示替えする。展示の前でだるまちゃんの絵本を読み聞かせする母子の写真とともに掲載。

下の写真は展示の模様。新聞掲載のものではありません。