お知らせ
2016年、メディアで話題になり復刊された「こどものとうひょう おとなのせんきょ」と同じ[しゃかいの本シリーズ](童心社)全11巻のうち4巻が、2017年5月から復刊ドットコムより順次復刊されます。
5月25日に刊行される「ほんはまっています のぞんでいます」のあとがきをご紹介しましょう。この本は1985年に刊行されたもので、あとがきも当時のものです。
あとがき
(引用はじめ)
本を読むことや読書について、日本の子どもたちは、ことあるごとにすすめられ、はげまされています。ところがどういうわけか、学年がすすみ、年齢が大きくなるにしたがい、だんだん本を読まなくなってしまうのです。どうしてなのでしょうか?
一方、親や大人は、子どもにだけ本を読めと言うだけで、良書の普及や図書館の状況が文明国の中でとても恥ずかしい状態なのを改める努力が少ないように思います。なぜなのでしょうか?
もうそろそろ私たちは、子供も大人も考えなおす時がきているように思います。
かこさとし
(引用おわり)
[おはなし さんぽ]5月30日14:30〜15:00 /6月4日 8:30〜9:00
岩手県を中心とするカシオペアFMでかこさとし・むかしばなしの本の5冊シリーズの第2巻「でんせつ でんがら でんえもん」(2014年復刊ドットコム)の朗読をお楽しみください。
2017年6月4日8:30〜9:00に再放送があります。
「生きもの共生の日」特別授業 兵庫県豊岡市立城崎小学校
2017年5月22日、兵庫県豊岡市立城崎小学校の1・2年生58人の児童が「コウノトリのコウちゃん」(2017年小峰書店)を利用した「生きもの共生の日」特別授業を受けた。本を読んでもらった後、水槽に用意された田んぼの生き物を観察し、その特徴をとらえ絵に描くことに挑戦。真剣に生き物を見つめる子どもたちの表情がニュースKOBE発(18:30〜)およびニュース845(20:45〜)で放映された。
写真はいずれも豊岡市役所 コウノトリ共生課の提供によるものです。
2017年5月20日ニッポン放送「八木亜希子LOVE & MELODY」で紹介されました。
2016年に出版された「ちっちゃな科学」(中公新書ラクレ)は、かこさとしと生物学者・福岡伸一さんとの共著で、かこ作品を紹介しつつ科学への興味を育てる絵本や教育などについての対談やエッセイを盛り込んだ小さい本ながら深い示唆にとむ文章をお読みいただける新書です。
放送では一部を朗読してご紹介。以下のradicoサイトで2017年5月28日午前5時まで聞くことができます。
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20170520083000
「ちっちゃな科学」の表紙の絵はかこさとし。番組で紹介された「かわ」(1962年福音館書店)
越前市でフェス 体験コーナー人気
「だるまちゃんとてんぐちゃん」に登場する帽子やうちわなどのタイル飾りを5月5日中央公園でのちびっ子フェスティバルに訪れた親子が貼り合わせ制作した。出来上がった6個の作品は8月11日にオープンする「市民のひろば」に装飾として設置される。制作風景の写真とともに紹介。
2013年4月26日に開館のふるさと絵本館に15万人目のご来館者を迎え越前市長から、京都から来館された一家に記念のサイン入り絵本「コウノトリのコウちゃん」が手渡された。
[みんなで読もう]欄で、漢字にはひらがながふられた記事と写真とともに掲載。
2013年福井県越前市に開館のかこさとしふるさと絵本館の4周年を記念するイベントの一つとして「あかいありとくろいあり」(1973年偕成社)の物語を体験するオリエンテーリングが開催され多勢の親子が様々な工夫がこらされたゲームや活動を楽しんだ。写真とともに掲載。
(下の写真は記事にあるイベント時のものですが掲載されたものとは異なります。
だるまちゃん50周年
未来を生きる子どもたちへ 絵本作家かこさとし
JA(農協)発行の雑誌「家の光」6月号にインタビューで登場します。題して「だるまちゃん50周年 未来を生きる子どもたちへ」。日本の郷土玩具をキャラクターにした経緯、こどもたちのために絵本を描くようになったわけ、土の大切さを込めて制作した本についてなど、写真とともに紹介します。
一般書店では販売していませんが、購入方法のご案内は以下のサイトにあります。
http://www.ienohikari.net/press/hikari/yokoku/