メディア情報

6月23日は沖縄・慰霊の日です。「モナ・リザ」で始まり「ゲルニカ」の紹介で終わる『美しい絵』(1974年偕成社)は、かこが自ら出版社に持ち込んで出版をお願いした経緯を持つ唯一の絵本で、2021年6月18日、ダ・ヴィンチニュースではこの本を紹介している『科学絵本の世界100』(2021年平凡社)を取り上げています。

『美しい絵』でかこはゲルニカの説明を次のように記しています。

(引用はじめ)
はげしい いかりや、
かわいそうな ひとを すくいたいという
いのるような 心を、
あらあらしい せんと、
かわった かたちと、
はいいろだけの 絵に こめたのです。
(引用おわり)
(尚、漢字にはふりがながあります。)

ピカソのように描くことはできなくても、絵に込められた思いを、絵を描いた人の心をくみとりたいと思います。

下は、『美しい絵』の裏表紙。若い頃のかこらしき人が嬉しそうにゴッホの絵を見ています。

この本の紹介があるのは、以下です。

美しい絵

かこさとしさんの原点凝縮 エッセー集文庫化

福井県越前市での野山遊びつづる

文春文庫として2021年5月に刊行された『だるまちゃんの思い出 遊びの四季』についての記事が、掲載されました。以下でご覧ください。

福井新聞 だるまちゃんの思い出

また6月19日には、愛媛新聞、秋田魁新報、沖縄タイムズでも書評が掲載されました。

教文館ナルニア国

東京・銀座にある子どもの本の専門店「教文館ナルニア国」さんによる本書の紹介は以下でお読みいただけます。

教文館 だるまちゃんの思い出 遊びの四季

2021年度より季節ごとにテーマを決めて展示をしている福井県越前市のかこさとし絵本館のことが2021年6月5日の福井新聞で紹介されました。6月21日までは「山」をキーワードに、物語、科学絵本から山の場面を展示しています。お近くの皆様、お見逃しなく!

6月22日(火)から24日(木)までは展示替えのため臨時休館で、6月25日(金)から8月30日(月)までは「太陽」をテーマに展示され、『よあけゆうやけ にじやオーロラ』(2005年農文協)、『太陽と光しょくばいものがたり』(2010年偕成社)や『人間』(1995年福音館書店)などの複製原画がご覧いただけます。初公開のものが数枚ありますので、どうぞお楽しみに。



午前9:00〜9:29

『だるまちゃんとてんぐちゃん』(1967年福音館書店)の朗読が上記の予定で放送されます。お時間ありましたらどうぞお聞きください。

近年出版された本には「作者のことば」があとがきとして記されています。ご紹介いたします。

あとがき

(引用はじめ)
いわゆる無国籍の児童文化が多かった戦後の時代、そういう時だからこそ日本的な、民族性に富んだものを作りたいと思い、親しんでいた郷土玩具のキャラクターから題材を選ぶことにしました。

こうしてだるまちゃんの本は、古代南インド香至(こうじ)国の第三王子で、中国の嵩山岩窟で九年間座禅を組んだ高僧達磨ですが、日本に伝わると、その不屈黙思の精神が感動を呼び、親しみあるひげの顔と赤橙色の丸い僧衣の日本的な姿と心となって多くの玩具となりました。その幼児形で現今日本の子供たちの代表となってもらいました。

天狗はインドでは半人半鳥神人、中国では翼嘴の怪獣とされ、日本では深山の精霊と伝え、全国の高山の白髪長鼻赤顔の僧服の大天狗と従者の烏天狗として伝承されてきましたまた。この日本の天狗の幼児型を、いばりん坊でかわいいてんぐちゃんにして、だるまちゃんの友達になってもらった訳です。
(引用おわり)

「あいことば」午前9:30〜9:58

2021年1月に出版された、小さなお話7話からなる本作品。その第一話「ポンちゃんのポンポ」の朗読が放送されます。
心あたたまる、いのしし先生とポンちゃんのやりとり、思わずクスッと笑ってしまう結末。お子さんも大人もお楽しみいただけます。

本書については2021年6月9日東京新聞 こども面でも紹介されました。

さまざまな視点から取り上げていただくことが多い『からすのパンやさん』(1973年偕成社)ですが、2021年5月28日山梨日日新聞では、[絵本の「深読み」大人も楽しんで]という見出しで、たくさんのパンが並ぶ場面、そしてからすたちの「生き生きした描写」について触れています。

また、2021年5月17日発行の『絵本のお菓子』(マイルスタッフ)では、パンが並ぶ場面から、きつねやかたつむりパンなどかわいいパンの作り方が写真で紹介されています。皆さんのお気に入りのパンはどれですか?

新聞記事は以下で。

山梨日日新聞

2021/05/12

愛鳥週間

愛鳥週間にちなんで、2021年5月11日の福井新聞「越山若水」では、先入観にとらわれず、からすが主人公の『からすのパンやさん』を子どもたちが楽しんでいるとありますが、カラスに限らず、かこの作品には本当に多くの鳥が描かれています。およそ野外での場面には、科学絵本であれ、童話であれ読み物であれ、鳥が出てこないものを探すのが難しいほどです。

今年出版された『くもとりやまのイノシシびょういん』(2021年福音館書店)では、印象に残るカワセミのお話があります。最新刊『だるまちゃんの思い出 遊びの四季』(2021年文春文庫)の表紙には、だるまちゃんたちが歩く、はるか上には鳥たちが見えます。

『こどものあそびずかん』(2015年小峰書店・上)は季節ごとの4巻それぞれに、鳥の紹介ページ。『だるまちゃんしんぶん』(2016年福音館書店・下)も同様に四季それぞれの鳥のコーナーがあるといった具合です。

愛鳥週間として紹介をしているのは『こどもの行事 しぜんと生活 5月のまき』(2012年小峰書店・下)で、鳥の鳴き声と「ききなし」(鳥の鳴き声を人間の言葉におきかえたもの)を合わせて多数掲載しています。
例えば、メジロは♪ピーチュル、チューイ、チューイと鳴き、それを「ききなし」では、
〽︎ちょうべえ、ちゅうべえ、ちょうちゅうべえ

ホオジロは、
♪ツツピー、ツツピー、チッチッチッ、チッピー 
♪ピーチュー、ピリチュリチュー

それが「ききなし」になると
〽︎いっぴつけいじょう、つかまつりそうろう
〽︎げんぺい、つつじ、しろつつじ
〽︎でっち びんつけいつつけた

いずれも時代が感じられますが、面白いものがまだあります。ひなたちが巣立つ頃、無事に大きくなあれと願っています。

冒頭でご紹介した福井新聞の愛鳥週間に関わる記事は以下でどうぞ。

福井新聞 愛鳥週間

今日、5月2日はかこの命日ということで、最後の絵本となった『みずとはなんじゃ?』(2018年小峰書店・絵/鈴木まもる)の下書き(下)などにもふれながら、水が人間ひいては地球にとって、いかに大切かを伝えていると紹介しています。

この論説では、汚染水の海洋放出に関して、かこが敗戦時の大人に対して抱いた失望をひいて、「子どもたちを落胆させてはならない。」と結んでいます。

照明灯 

読もっか 子ども高知新聞55号 図書館だより

かんじゃさんをしっかりみて

「若葉が日ごとにこくなってくる良い季節でも具合が悪くなったり、ケガをしたり。そんな時にオススメの病院」としてこの本を紹介しています。

ちょと怖そうな顔のイノシシ先生が、患者さんの話をやさしくゆっくり聞く診察室をのぞいたら、元気のある人も、ない人も、おとなでも子どもでも、きっと安心できます。

ステイホームでおうち時間が長い今、イノシシ先生のお話をどうぞ。小さな7つのお話で構成されていて、小学生なら自分で読めます。

本書についての詳しい情報などは、当サイト上部2021年2月2日のメディア情報をご覧ください。

赤い帽子のとこちゃん。お母さんの買い物についていっても、動物園やデパートでもいつのまにかいなくなってしまいます。

さまざまの場面に大勢の人がいる場面は、まさに密。今となっては遠い昔の世界のようにさえ思えてしまいます。各地でコロナ禍の対策としてステイホームが望まれているゴールデンウィークは、この本の中で、海やデパートにお出かけはいかがでしょうか。

かこさとしは、この本は有名な探し物の絵本より早く出版されていたことに加え、物語であることにも注目していただきたかったようです。楽しみながらじっくり、とこちゃんの物語を味わっていただけたらと思います。

ロングセラーとして以下のサイトで紹介されています。

とこちゃんはどこ