お知らせ
テレビや新聞で話題となった、かこさとしの『くらげのパポちゃん』が絵本となって2025年2月上旬に刊行されます。
1950から55年にかけて原稿が書かれた本作は、戦争に行く途中、南の海で亡くなった少年の父親のことを偶然知ったくらげの「パポちゃん」が、南の海を目指して、父親の行方を探す冒険物語です。
残念ながら、加古の原稿には絵がありませんでしたので、加古の想いを受け継ぎ、孫の中島加名が絵を描きました。
くらげのパポちゃん
2025年1月26日(日)藤沢駅に近い村岡公民館で鈴木万里による講演会を開催します。
『秋』の朗読を行うほか、かこさとしが体験した戦争と作品に込めた思いについてお話しします。予約制で先着60名です。詳細は以下でどうぞ。
かこさとしが伝えたかったこと〜子どもたちの未来へ
空のかなたにある宇宙。
福井セーレンプラネット「宇宙のえほんとおもちゃ」展では、上の絵を含むかこさとしが描く『宇宙』(福音館書店)の絵を7枚展示しています。うち3枚は今回が初披露となるものです。
2024年12月13日には読売新聞福井版 、2014年12月27日福井新聞で紹介されました。
新年は1月2日正午からオープンです。
他には、刊行まもない『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい』(講談社・上)や小さい子どものための科学の入門絵本『新装版 地球のかがくえほん』シリーズ(農文協・下)から初公開の絵など、そして「だるまちゃん」や『からすのパンやさん』もご覧いただけます。
福井新聞 セーレンプラネット
福井 セーレンプラネット
2024年11月下旬に出版された『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい』5冊シリーズについて紹介されました。
上の絵はシリーズの『5 化学の未来 資源とエネルギー』からです。
タウンニュース 化学の本シリーズ
この学校、面白そうですね。
『かこさとし新・絵でみる化学のせかい 2 なかよし いじわる元素の学校と周期表』の最初の場面です。
この5冊シリーズの魅力を以下でたっぷりどうぞ。
<a href="http://“>かこさとし 新・絵でみる化学のせかい
この冬の絵本館には美味しいおやつがたくさん並びます。上の絵は『かこさとし食べごと大発見8 きれい果物 あまから菓子』(農文協1994年)からです。
ケーキにプリン、お汁粉、お団子、お煎餅!
まだまだたくさんありますよー
懐かしいおやつ、憧れのおやつ、食べたいおやつがところ狭しと並びます。
美味しい絵をたっぷりご用意してお待ちしています。
『からすのおかしやさん』はもちろんのこと、『かこさとしあそびの大惑星7 ももくりチョコレートのあそび』から3枚(うち2枚が初公開)、『食べごと大発見8きれい果物あまから菓子』の7枚は全て初公開のものです!
それに加え初公開のものがさらに3枚もありますので、「おやつ大好き!」の方は是非、越前市ふるさと絵本館へお越しください。
絵本館は火曜日休館、年末年始はお休みさせていただきます。
下は理想のおやつ?!が描かれている『ことばのべんきょう くまちゃんのいちにち』「おやつ」より。
出版されたばかりの『かこさとし 新・絵でみる化学のせかい』5冊シリーズを藤沢市の4市民図書館に寄贈の機会をいただき2024年11月27日藤沢市・鈴木恒夫市長さんはじめ皆様にご挨拶、お披露目となりました。その様子が11月28日の神奈川新聞に写真入りで掲載されました。
この写真は会場で、テーブルに立ててあるのがこの度講談社より刊行された新刊です。
中央の列の5冊と最前列左にあるのは1981〜82年に偕成社から出版された旧版です。ただし最前列右の『世界の化学者12か月』(偕成社)のみ2016年にリニューアルして刊行されました。
後方左の絵は本シリーズ④『地球と生命 自然と化学』の第1場面の複製画、後方右は『過去六年間を顧みて』(2018年偕成社)の最後にある、小学校卒業時の加古の決意。「化学博士という目的を目指し、友と約束したことと、父母の教えを胸にとめ勢いよく進んでいこう」でこの文集を終えています。
小学6年生の決意を実現し化学博士となったかこさとしからの贈り物を「こどもだけでなく大人の方にも手に取って」いただけたら思います。
今年の夏、秋に軽井沢絵本の森美術館で開催された展示会は大勢の皆様にご覧いただきありがとうございました。
本展示会の美術館による記録が公開されました。残念ながらご覧になれなかった方も是非この記録でかこさとしのまなざしを感じていただけたら幸いです。
軽井沢絵本の森美術館 かこさとし