お知らせ

2017年2月に刊行され話題になっている『別冊太陽かこさとし〜子どもと遊び 子どもに学ぶ』(平凡社)の制作に携わったフリー編集者の南谷佳代さんが、この本ができるまでの様々を語ります。
日時 : 2017年4月19日(水)午後6時から7時半
場所: 教文館 ナルニアホール(東京・銀座)
定員: 40名
参加費:1000円(素敵なプレゼント付き)
事前にご予約下さい。詳細は以下をご覧下さい。

http://www.kyobunkwan.co.jp/narnia/archives/info/17111

創立100周年を迎える小湊鉄道が5ヶ所の会場で記念の企画を開始。湖畔美術館では、かこさとし「出発進行!里山トロッコ列車」の原画等を展示。展示会については当サイト展示会情報に詳細があります。
記事は詳しくは以下をご覧下さい。

http://www.sankei.com/life/news/170408/lif1704080023-n1.html

創立100周年を迎えた千葉県・小湊鉄道の記念企画展を紹介。2016年から運行しているトロッコ列車を描いた「出版進行!里山トロッコ列車」(2016年偕成社)を中心とした原画展示会が湖畔美術館にて6月4日まで開催中。
記事は以下でご覧下さい。

http://www.sankei.com/life/news/170408/lif1704080023-n1.html

また展示会については当サイト展示会情報に詳しい情報があります。

作詞「未来への行進」 越前市2路線"古里"アピール

かこさとしが、2007年に越前市中央図書館開館を記念に寄贈した絵「未来への行進」にある詞(下の写真)に、曲がつけられ、市内に走るバスのチャイム代わりに使用が始まった。
詞は以下の通りです。

(引用はじめ)
村国山めざし
さあ いこう
つぎは 日野山
加賀白山
雪の富士山
のりこえて
やがてのぼろう
チョモランマ(エベレスト)
(引用おわり)

作曲は加古総合研究所の依頼を受け岐阜県の音楽教師、神原いずみさんが行い、歌唱、演奏は越前市の大学生たちのコーラスによる。JR武生駅から市役所前の間などでバスの中で流れる。

下は越前市市勢要覧の表紙にも使われている『未来への行進』画。

2016年こみなと稲毛ギャラリーにて開催し大好評だった展示をさらに充実、イチハラアート✖️ミックス2017 小湊鐵道100歳企画展として登場します。
会場はトリエンナーレ開催中の市原湖畔美術館の常設展示室で、トリエンナーレ終了後も6月4日まで、展示しています。

内容は、昨年出版前からメデイアで話題となった「出発進行!里山トロッコ列車」(偕成社)の全画面の原画を「未来のだるまちゃんへ」(文藝春秋)からの言葉とともに展示するほか、かこさとしの代表作「だるまちゃんとてんぐちゃん」(1967年)「かわ」(1962年)「宇宙」(1978年・いずれも福音館書店)「からすのパンやさん」(1973年偕成社)の複製原画もご覧いただけます。
以下をご覧下さい

http://www.kominato.co.jp/news/100nen/urahyousi.html

イチハラアート✖️ミックス展に関しては以下をご覧ください

http://ichihara-artmix.jp/

関連記事をご覧下さい。

https://mainichi.jp/articles/20170411/ddl/k12/020/069000c

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO16013200S7A500C1L71000/

福井県越前市での取材をもとに創られた「コウノトリのコウちゃん」(2017年小峰書店)のお話を再現するかのように、越前市では野生のコウノトリのつがいが抱卵、この春にヒナの誕生が期待されています。
国の天然記念物であるコウノトリは豊かな自然環境にのみ生息し、そういった環境を守り改善するのに大きな努力を重ねてきた人々や見守り続けてきたお子さんたちが絵本の中にも描かれています。
かこさとしのメッセージとともに、実際にコウノトリに関わる活動をしている大人、子どもの感想も胸に響くものがあります。

広報紙は以下のウェブサイトでご覧になれます。

http://www.city.echizen.lg.jp/office/010/010/kouhoutop28_d/fil/0315.pdf

啓蟄も過ぎ、虫たちの姿が見られるようになるのも間もなく、福井県越前市のかこさとしふるさと絵本館では3月23日より春の展示に模様替えいたします。(その為3月21・22日は休館です)

「あかいありとくろいあり」(1973年偕成社)の全ページと表紙(上の写真・一部)、裏表紙(下の写真・一部)、前扉をご覧いただけます。この他には季節に関係するものや代表作などが展示されます。

「あかいありとくろいあり」のあとがきをご紹介しましょう。

(引用はじめ)
このおはなしの発端は、今から20年前の夏、川崎セツルメントの子ども会に始まります。

あついひざしの中で、ころがったボールを追いかけていたミチオが、しゃがみ込んでしまいました。なにごとかとみんながのぞきこむと、そこにはアメ色をしたちいさな赤アリが、同じような色の半分とけたアメ玉に、わんさとむらがっているのでした。そのアリの群のまわりを、これまた頭をくっつけあってむらがった子どもたちは、もうボール投げはどこへやら「チュウチュウ、ペロペロ、このアメはすごくうんめえぞ」「いったいだれが、こんなことしてくれたんだろう」「トモコじゃないか」「そうだ、くいしんぼうだから、きっとそうだ・・・」などとそれこそ即興のアリのせりふを、各人でいいながら、わいわいさわいでいるのでした。

わたしはそのとき、そのアリの集団をかこむ子どもたちの集団のうしろにたって、どうかしてアリの物語をかかなけりゃならないな、と考えました。

こうして昭和二十八年第一稿ができ、翌年、フスマ半分の模造紙に掛図式の紙芝居として仕あがりました。この紙芝居は今もわたしの手もとにあって、時おり使われますが、そのはじめ、黒アリが酒盛りするところで「死んだはずだよおとみさんー」と、よっぱらったうたを即興で入れたのがえらく好評だったので、それ以来「有楽町であいましょうー」などと、その時代の最適の流行歌をいれるのが常となっています。

子どもたちの即興の声に刺激され、即興で流行歌を入れ、いろどりを添えたのがこの作品です。さて今日、黒アリたちに歌わせるとすれば、どんな流行歌がいちばんぴったりするでしょうか?
(引用おわり)
尚、本文では漢字には全てひらがながふってあります。

このあとがきに書かれている「掛図式の紙芝居」ですが、絵本館展示室にある、かみなりちゃん型テレビモニターで映像をご覧頂けます。ここでは偕成社制作、かこさとしのセツルメント活動についてのビデオを流しており、その中で絵本の前身、加古が川崎セツルメントで子どもたちに見せていた大きな掛図式紙芝居の一部をご披露しています。

当時の掛図式に描かれているのはアリだけですが、絵本ではアリの暮らす野辺に咲く春の草花も添えられています。

2017年4月26日に開館4周年を迎える絵本館ではゴールデンウィークにこの「あかいありとくろいあり」にちなんだ新しい工作や興味深々のオリエンテーリング風ゲームなどの楽しい企画を用意してお待ちしています。小さいお子さんにも、かつてそうであった皆様にも心安らぐ楽しさです。是非お出かけください。

白山小 個人宛て 「うれしい」

2017年年2月25日に小峰書店より刊行されたかこさとしの最新書き下ろし「コウノトリのコウちゃん」の舞台となった福井県越前市白山小学校では、この本の刊行に先がけ校長先生による読み聞かせをしてもらった。

そのときの感想文を受け取った、かこさとしから一人一人宛のお返事が小学校に届き担任の先生により手渡された。その時の喜びの様子と満面の笑みを浮かべる子どもたちの写真を掲載。
以下をご覧下さい。

http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2017031802000218.html

2017年2月末に刊行され話題となっているかこさとし最新刊「コウノトリのコウちゃん」(小峰書店)は、著者のふるさと越前市で2012年よりすすめられている「コウノトリが舞う里づくり」を実際に見学したことが始まりでした。
この本出版の経緯やふるさとに寄せる思い、日本中、そして世界に向けこの本に込めた大きなメッセージとはどんなことなのでしょうか。かこさとしが大いに語ります。

http://www.ehonnavi.net/specialcontents/contents.asp?id=307

生きるためにプラスになる何か見せたい

世代を超えて人気の「だるまちゃんとてんぐちゃん」が誕生して50周年をむかえ90歳の今も創作を続けるかこさとし。絵本作家になるきっかけ、500を超える作品誕生の経緯、地球の未来、子どもの未来へ寄せる思いを語る。
だるまちゃんを背景に、笑顔の写真とともに、[くらし 家庭]欄に登場。