お知らせ
大勢の皆様に楽しんでいただいている『かいぶつトンボのおどろきばなし』(2002年 小峰書店)の展示もあと1週間を残すのみとなりました。大人もびっくりのトンボの生態や細かな図をお見逃しなく。8月29から31日は展示替えにつき休館となり9月1日から11月12日までは「たべもののたび」(1976年童心社)の全ページを展示いたします。
公園がオープンしましたが、絵本館からは歩いてお子さんの足でも数分で武生中央公園です。公園に向けての道案内を兼ねて(といっても一本道ですぐですが)、公園案内でご紹介した紙芝居の舞台のような型の掲示板を絵本館に新たに設置しました。とこちゃんとおともだち(下の写真)とだるまちゃんおともだちの2種類あり、おともだちは『はれのひのおはなし』(1997年小峰書店)と『くもりのひのおはなし』(1998年小峰書店)に登場する子どもと動物です。
絵本よりも大きな画面で文字はありませんので、画面を左右に動かして会話を想像するのも楽しいですね。
「アトリエと道具から、そして作家自身のことばから、絵本のさらなる魅力を伝える」(前書きより)オールカラー127ページの本。
冒頭にかこさとしのアトリエ、ライトテーブルにはだるまちゃんシリーズの次作の下絵、本棚を紹介、インタビューも掲載。
下は「あさですよ よるですよ」(福音館書店1986年)より、かこさとしのアトリエを彷彿させる場面。
番組案内には以下のようあります。
8/15 (火) 16:50 ~ 17:53 (63分)
福井テレビ(Ch.8)
「知っトク!」では8 月11日にリニューアルオープンした武生中央公園を特集。越前市出身の絵本作家かこさとしさんの絵本の世界が公園に!?
番組をご覧の方に抽選でのプレゼントもあるそうです。是非ご覧下さい。
(尚、生放送のため番組内容に変更がある場合があります。)
1951年制作の幻灯作品「くりひこ うりひめ」は、かこさとしが川崎でセツルメント活動をしていたなかで大型紙芝居などにして子どもたちに見せていた創作昔話が元になっています。かこさとしらしい線で描かれた人々や動物などを見ることができる大変貴重な作品をご覧ください。
以下に情報があります。
http://www.city.toshima.lg.jp/134/bunka/1705301317.html
下は幻灯、紙芝居、絵本などかこさとしの創作について本人が語ったが語った「加古里子 絵本への道ー遊びの世界から科学の絵本へ〜」(1999年福音館書店)。本作についても興味深い記述があります。