お知らせ
開館30周年記念に
今年90歳を迎えたかこさとしは、藤沢市に住んで46年になります。この10月25日に藤沢市総合市民図書館が30周年となるのを記念し直筆画を鈴木恒夫藤沢市長に贈呈いたしました。
この絵は10月14日から12月27日まで、「だるまちゃんとてんぐちゃん」の複製原画とともに総合市民図書館で展示されます。尚、複製原画は途中で同本の異なる場面に展示替えする予定です。是非、この機会に間近で原画をご覧ください。
また、他にも30周年記念の講演会など催しがあります。詳しくは以下からご案内へ入れます。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/sogotosyo/press/161025anv30th_picture.html
尚、贈呈の模様は、10月17日(月)午後6時からジェイコム(神奈川)にて報道される予定です。新聞掲載に関しては、当ウェブサイト・メディア情報にてお知らせいたします。
加古総合研究所にて、寄贈の直筆画を手にするかこさとしと鈴木恒夫藤沢市長。
かこさとしのふるさと越前市たけふ菊人形展が絵本館近くで開催されています。9月に新たに整備されたエントランスには「からすのパンやさん」でお馴染の場面が紙芝居舞台の形の掲示板でご覧いただけます。菊人形展ではかこさとしのご紹介パネルもあります。空気もきれいで清々しい菊花かおる展示を存分にお楽しみください。
未来への楽しい修練 絵本作家 かこさとしさん(90)
「本」をテーマに「若い世代こう思う」に投稿された若者の意見を紹介する欄で、かこさとしが考える「本」を読むことについてのコメントを掲載していいます。短いながら意味深い提言をしています。
下の絵は、かこさとし しゃかいの本「ほんはまっています のぞんでいます」(童心社1985年)の原画。
「たべもののたび」や「むしばミュータンスのぼうけん」などの〈かこさとし からだの本〉10冊シリーズは1977年童心社から出版されて以来多くの皆様に読まれています。
このシリーズをもとに、すごろくがつくられました。おなじみの場面がすごろく盤面いっぱいに登場します。「むしばカード」を1番多くもらってしまったら最下位という、上がりの順番だけではない要素もあり楽しさがふえます。
裏面では、おはじきをはじいてあそぶ「むしばミュータンスをやっつけろ!」ゲームができ、サイコロ、コマ、おはじきなどは全てついています。
盤面サイズは716x1014ミリ
子どもとは・絵本とは・お母さん方へのメッセージ
敬老の日を前に90歳にして現役のかこさとしが川崎寛司アナウンサーのインタビューにお答えし、絵本にこめる思い、お子さんたちによせる願い、お母さん方へのメッセージを語ります。
録画による出演で9時のニュースの後で登場予定です。生放送のため番組内容が変更になることもありますのであらかじめご了承ください。
川崎アナウンサーとのインタビュー風景
小湊鉄道の列車、鮮やか
2016年9月15日NHK総合テレビ・あさイチの冒頭でもかこさとしの最新書き下ろし作品として紹介された「出発進行!里山トロッコ列車」(2016年5月偕成社)についての記事です。
「自然と共生」思い込め
絵本誕生の経緯を小湊鉄道石川社長さんや本を出版した偕成社編集部・千葉美香さんの言葉を引きながら伝えるとともに、著者の絵本にこめた思いを詳しく紹介しています。
「動植物の一つひとつまで細かく描写している」として絵本の原画の写真と加古の顔写真も掲載しています。
関連記事として、さらに詳細な「房総の自然と『どんかんせん』絵本作家の加古里子さん」を電子版にて掲載。
1983年、しゃかいの本シリーズとして童心社より刊行された(現在は絶版)『しんかんせんでも どんかんせんでも』で、描きうったえてきたきた加古里子のメッセージについても取り上げています。以下のサイトをご覧ください。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO07243770U6A910C1I00000/