お知らせ

娘が語る かこさとし

こどもたちと心を通わせ 絵本を届けた60年

かこさとしが絵本作家としてデビューしたのは1959年、『だむのおじさんたち』(福音館書店/復刊ドットコム)が最初の作品でした。それ以前にかこさとしはどのような活動をしていたのか、生い立ちから長女が語ります。
以下でどうぞ。

日経

全国巡回展・大丸ミュージアム京都 2019年10月30日〜11月18日

錦秋の京都で開催の巡回展のお知らせです。
下は京都会場のみで展示予定の原画「時代祭」の場面『こどもの行事 しぜんと生活 10がつのまき』(2012年小峰書店)より。
順次情報を掲載致します。是非お出かけください

京都新聞 最新情報

京都新聞

同展示会については以下でも詳細にご案内しています。

京都大丸

また、以下、kodomoeでも案内を掲載しています。

コドモエ

【映画祭】古くて新鮮、幻灯の世界 山形大で関連企画

2019年10月12日、山形県で『くりひこ うりひめ』の幻灯が上映されました。題名からわかるように栗から生まれた「くりひこ」と瓜から生まれた「うりひめ」が動物たちと力を合わせ干ばつに苦しむ村に水を引く物語です。1955年かこが川崎でセツルメントにやってくる子どもたちのために創作したもので、男の子も女の子もいたのでヒーロー、ヒロインを設定したと聞いています。

山形新聞

【親子でわくわくかがく絵本】想像力を未知なる世界

2019年9月6日に紹産経ニュースで紹介された『かわ』の続編ともいうべき『海』(1969年福音館書店)のご紹介です。

見出しにあるように、海にはまだまだ未知なことがあり、今も世界中の海で、海中海底の調査が進められているそうです。
以下でご覧下さい。

産経ニュース

下は、裏表紙。シーラカンスの右下にかこのサインがあります。

MOEのえほん『サン・サン・サンタ ひみつきち』(かこさとし) 9月4日に発売

秋風が吹くと、クリスマスのことが急に頭に浮かびます。クリスマスが来る前に、今から読みたい絵本が刊行されました。
以下のサイトには夢溢れる場面も写真で紹介しています。ご覧ください。

朝日デジタル

時事ドットコム

ダヴィンチニュースは以下でどうぞ

ダビンチ

科学絵本『かわ』が「こどものとも」の1冊として福音館書店より出版されたのは1962年のことでした。2016年、この科学絵本が絵巻じたてになって刊行されました。
川の流れとともに電気の流れ、流域の人々の暮らしが細かく描きこまれ年齢問わず引き込まれます。
産経新聞【親子でわくわく かがく絵本】で紹介されました。以下でお読みいただけます。

産経ニュース

かごしまメルヘン館での「かこさとしの世界展」が終わり、2019年夏の展示会は各地で盛況のうちに終了しました。

秋の巡回展・京都大丸ミュージアムは10月30日から11月18日、錦秋の頃です。お待ちいただく間に是非ご覧いただきたいのが巡回展公式図録『かこさとしの世界』(2019年平凡社)。全国の書店で販売しています。

2019年9月24日号『婦人公論』の書評では「子どもが主役」と考えつづた稀有な知性と紹介、「独立した単行本としても読みごたえのあるものに仕上がっている」と評されています。芸術の秋、読書の秋のお供にしていただければ嬉しいです。
以下でどうぞ。

婦人公論

秋の夜長、「グイグイ読めて眠れない!」本を紹介するコーナーで『よわいかみ つよいかたち』(1968年童心社)を取り上げています。小学校低学年でも読めるやさしいながらも深い科学絵本で読んでいると、自分でも実験してみたくなります。
あとがきをお読みください。

あとがき

条件をかえると機能も性質も変る

(引用はじめ)
この本をつくろうと思い立ったわたしの当時のメモによると、次の四点を柱と考えました。
① 容易に細工ができる紙と、それが作る形という、身近なものを対象、題材とすること。
②まったく同じ物質材料が、そのおかれた状態、周囲との関係によって、異なった性質、機能に転化すること。
③表面ではなく、うちにかくされているみえない作用、すなわち、力学など抽象的な姿の片鱗を示すこと。
④手や目をつかい、たしかめるという実験と、その利用実用面を結びつけること。

幸い多くの反響を得ましたが、中には中・高校の理科教材上のご意見や感想、専門的な構造力学の質問などがあり、その都度お答えしてきたものの、それらはいずれも、上記四点以外の事項に関するもので、したがって幼児がたのしみに読んでくださるこの本には、いささか過ぎた荷重と思います。そうした要望には教科書や授業実践など、別途の方法を活用展開する必要があろうと思います。貯金ばこも限界性を示す伏線であることをお忘れなくご利用ください。
かこ・さとし
(引用おわり)